滋賀県高島市にある温泉旅館「宝船温泉湯元ことぶき」。若女将である「りりかる*ことぱぉ」さんは接客から通販の管理まで行う一方、現役のアイドルとして作詞作曲までこなすという多才ぶりを見せ、メディアにもたびたび登場する人気者となっている。若女将×アイドルという異色の組み合わせを体現することぱぉさんに話を聞いた。■実家の旅館で働きながらコンサートや作詞作曲も行う「りりかる*ことぱぉ」という印象的な芸名のアイドル。本名の大久保琴江から「こと」だけ引用しているが、「ほかの部分はインスピレーションで決めました」と教えてくれた彼女は、実は若女将の顔も持つことで知られている。大学卒業後に、家族で営む温泉旅館で若女将として働き出したことぱぉさん。「大学進学をした時点では、いったん一般企業に就職してから旅館を継ぐことも視野に入れていたので、その時に一番興味のあった中国文学を専攻し、中国思想などについて勉強をしていました。卒業論文は『滋賀県高島市への中国人観光客誘致の展望について』だったのですが、結果として、中国人に限ったことではありませんが高島市への観光客誘致の勉強にはなったと思っています」と話す。琵琶湖のほとりに立つ「宝船温泉湯元ことぶき」は、1日4組限定の温泉旅館。料理や温泉の質が高いと評判だ。また、ことぱぉさんのファンが泊まりに来ることもしばしば。家族経営だけあって、ほとんどのファンはことぱぉさんの両親に挨拶済みという状況もおもしろい。若女将の仕事内容を聞くと、「電話対応、接客、配膳、予約管理、ホームページの作成更新、新しい宿泊・日帰りプランの発案、新メニューの発案研究、通販サイトの管理・発送業務、パッケージデザイン作成入稿、補助金等申請業務、パンフレットデザイン作成入稿、在庫管理、テレビやメディア出演など」と驚くほど多岐に渡る答えが返ってきた。女将である母親は「まままぉ」として経理全般や調理、仕入れを、「ぱぱぱぉ」の愛称で親しまれている父親は仕入れ、調理、水回り設備管理と家族で切り盛りしているそう。旅館のテーマとして掲げているのは、「ここにくれば、滋賀の幸がすべて食べられる!」。「近江牛、鮎、琵琶鱒(ビワマス)など滋賀を代表する食材を、一度の会席ですべてお召し上がりいただけます」と、ことぱぉさんは胸を張る。リピーターになるファンも多いという、父親・ぱぱぱぉさん渾身の料理のなかでも一番のおすすめは、自家製の「天然琵琶鱒燻製」。琵琶湖の固有種・琵琶鱒を自家製の燻製にした一品は、「ほかでは召し上がれない味です。通販でも、一番くらいの売れ筋ですぐ品切れになってしまいます」とことぱぉさん。

情報源: 若女将は現役アイドル!滋賀の温泉旅館は「泊まりに行けるファンの聖地」(Walkerplus)滋賀県高島市にある温泉旅館「宝船温泉湯元…|dメニューニュース(NTTドコモ)