新型コロナの影響だという。「一昨年春あたりから再び〝虫〟が騒ぎ出し、〝撮り鉄〟を再開しました」そして、昨年10月、写真集「花と緑と…鉄路百景」を自費出版した元読売新聞記者で写真愛好家、石角(いしかど)強さん(75)=高島市マキノ町高木浜。平成29年に出版した写真集「湖北旅情」に次ぐ第2弾で、高島市を中心とし、花と鉄道がコラボレーション(合作、協同)した風景約100点を収録している。広島県出身。大学生のころは全国の鉄道を乗り歩く「乗り鉄」だった。記者時代は多忙で鉄道写真どころではなかったが、20年、購読者向け生活情報紙「読売ファミリー」の編集長を最後に定年退職。それまでの大津市からマキノ町に移住し、鉄道写真を撮る「撮り鉄」になったという。「湖北旅情」は湖西、湖北地方の鉄道風景約100点を収録した。ただ、このあと約3年間、鉄道写真から離れた。「出版後はちょっとホッとしたので」再開したのは、令和2年春ごろ。新型コロナの影響で、世界中で自粛生活が始まったころだった。「撮り鉄は人との接触がないからだろう。撮り鉄の〝虫〟が再び騒ぎ出し、鉄道写真を再開しました」今回の「鉄路百景」は、季節の花を中心に緑と鉄道のコラボ撮影に狙いを定めたという。元新聞記者だけあって、写真に添えた文章は簡素でわかりやすく、ユニークで、楽しめる。「高島市には豊かな自然が残っており、それほど苦労することもなく被写体を見つけることができた。この写真集を縁に高島、さらに高島にとどまらず、湖西、湖北の素晴らしさを知ってもらえれば幸いです」冬場は休業しているが、週末にはJR湖西線マキノ駅近くの自宅で、ピザ中心のカフェを開いている。第3弾の写真集について尋ねると、「またホッとしてしまって、考えていないんですよ」。充電期間を置いて、再び〝虫〟が騒ぎ出すのだろう。(野瀬吉信)◇写真集「鉄路百景」はA4判、36ページ。市販はしておらず、希望者には800円(税、送料込み)で販売する。問い合わせは石角さん(090・1906・3198)まで。

情報源: 近江人巡り 元記者で写真愛好家の石角強さん 豊かな自然と鉄道(産経新聞)新型コロナの影響だという。「一昨年春あた…|dメニューニュース(NTTドコモ)