訪ねてみました:針江・霜降の水辺景観=滋賀県高島市 暮らしに溶け込む水文化 | 毎日新聞:

<おでかけ>自然の恩恵に浴して暮らすと、おのずと感謝の気持ちが生まれる。滋賀県高島市にある針江・霜降の両地区は「生水(しょうず)」と呼ばれる伏流水が湧き出る郷(さと)。人々は飲み水や生活水として利用し、その日常は水と深く結びついている。さながら「水は宝」――。【中川博史】

二つの地区は、比良山系などを源流とする安曇(あど)川によって形成された扇状地のちょうど中央部にあたる。琵琶湖岸に近く、地形や水圧の関係から地下の水が自噴するらしい。湧水(ゆうすい)から形成された針江大川が地区の中を流れる。

一帯は2010年に「高島市針江・霜降の水辺景観」として国の重要文化的景観に選定されている。翌年に設立した「針江・霜降の水辺景観まちづくり協議会」の会長、足立亨さん(67)は「湧き水は琵琶湖の水と一体となり、時代が移り変わった今も私たちの生活の中に溶け込んでいる。水の文化を形作っているんです」と話す。

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