５年前の台風で大きな被害 高島市の神社の修復が完了｜NHK 滋賀県のニュース

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５年前の台風で大きな被害 高島市の神社の修復が完了｜NHK 滋賀県のニュース:

５年前の台風で、拝殿が全壊するなど大きな被害を受けた高島市の神社で、すべての施設の修復が完了し、２１日、復興を祝う神事が行われました。

５年前の台風２１号では、関西空港の連絡橋にタンカーが衝突するなど、関西で大きな被害が相次ぎ、高島市新旭町にある大國主神社では、境内にあった樹齢およそ６５０年の２本の神木が倒れて、拝殿が全壊するなど、大きな被害を受けました。
その後、神社では、壊れたこま犬や建物などの修復を進めてきましたが、このほど新しい拝殿が完成し、２１日、４０人余りの関係者が見守る中、舞いを奉納するなどの神事を執り行って、すべての施設の完成を祝いました。
新しい拝殿には、倒れた２本の神木が木材として使われているということで、神木を自然乾燥させるため、完成までに４年半がかかったということです。
大國主神社の中村出宮司は「ここまで立派に拝殿が修復できてありがたい。参拝される方には倒れた神木の切り株も見てもらい、被災から復興までの物語を感じてもらえれば」と話していました。