高島市今津町深清水でクマ目撃が続く 5月24〜25日の情報と警戒の要点

社会

高島市公式サイトの汎用OGP画像。クマ注意ページ自体の実写ではないが、自治体発の注意喚起記事の文脈を示す
高島市公式のリンクカード用画像であり、深清水の現場写真ではありません [自治体(公式汎用OGP)] 出典:高島市公式サイト ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

2026年5月24日午後3時10分頃と、25日午後6時頃、高島市今津町深清水でツキノワグマの目撃情報が相次いで報じられました。いずれも日本不審者情報センター経由で高島市の情報として公開されており、現場付近の目安として「ビラデスト今津」から南東約1.5キロメートル(24日)、同施設から北約500メートル(25日)が示されています。けが人の報告は、現時点で確認できた範囲ではありません。

僕は、深清水のような住宅地と湖岸観光が近いエリアでは、目撃1件が「山奥の話」として片づけられにくいと感じます。5月は冬眠明けでクマの行動が活発化しやすい時期でもあり、今回の2件は時間帯も午後〜夕方に及んでいます。現時点で確認できた日本不審者情報センター経由の情報と、高島市公式の注意喚起ページを軸に、事実と警戒の要点を追います。

5月24日・25日、深清水で報告された目撃の概要

日時場所目安地点状況
5月24日(日)15:10頃今津町深清水ビラデスト今津から南東約1.5kmクマが目撃された
5月25日(月)18:00頃今津町深清水ビラデスト今津から北約500mクマが目撃された

深清水は今津地区のうち、湖北岸に近い生活圏です。ビラデスト今津は地域の目印として案内に使われており、2件とも同じ大字内で、しかも24時間以内に続いた点が読み取れます。目撃情報だけでは同一個体か複数かは断定できませんが、担当課の説明では、通報を受けたあと周辺住民への注意喚起やパトロールなどの対策が迅速に実施できる、とされています。

24日は日曜午後、25日は平日の夕方です。高島市の注意喚起ページでも、早朝と夕方は遭遇リスクが高まると記載されています。散歩、通勤、観光の帰り道など、生活動線に重なる時間帯だったことは無視できません。とにかく気になるのは、深清水だけに閉じない市域の動きです。5月には今津町酒波林道や上弘部墓地付近など、他の地点でも目撃情報が残る年です(二次集約サイトの整理。公式の最新一覧は市のクマ出没マップと「リアルタイム高島」が基準)。同一個体かどうかは断定できませんが、48時間以内の連続報告は、周辺のゴミ管理や見通しの悪い藪の点検を怠らない理由になります。

目撃時に市が求める報告内容

高島市は、クマを目撃したり痕跡を見つけた場合、高島市役所または高島警察署(0740-22-0110)への連絡を求めています。教えてほしい項目は、目撃時刻、場所、頭数、移動方向、そのほか(大きさ、行動など)、目撃者の氏名・住所・連絡先です。現場付近の説明では、正確な住所より「目印となる施設からの方角・距離」が使われることもあり、今回の深清水2件もその形式です。

市公式の注意喚起・連絡先・情報取得のしかた

高島市農林水産部のページ「ツキノワグマにご注意ください!!」(https://www.city.takashima.lg.jp/soshiki/norinsuisambu/nosonseibika/1/1/1/1577.html)には、エサ不足で人里近くへ出没しやすい背景、ゴミ・コンポスト・養蜂箱の管理、早朝・夕方の単独行動を控えること、遭遇時は大声や投石で追い払わず背を向けずにゆっくり離れることなどがまとめられています。

クマ出没マップも同ページから辿れます。目撃情報のお知らせは、メール配信サービス「リアルタイム高島」に登録すると携帯電話やスマートフォンへ届きます。登録案内は https://www.city.takashima.lg.jp/soshiki/seisakubu/kikakukohoka/6/862.html です。配信メールアドレスは [email protected] と案内されています。過去の目撃はバックナンバーでも確認できます。

高島市メール配信サービス「リアルタイム高島」案内ページに掲載される告知用ビジュアル
リアルタイム高島の登録案内ページ用画像であり、深清水の現場写真ではありません [自治体(公式公開情報)] 出典:高島市公式サイト ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

滋賀県全体の注意喚起も、市ページから滋賀県ホームページへリンクされています。県内では、木の実の不作・凶作が続き山中のエサが不足している、という説明が市・県双方で共通しています。僕自身は、琵琶湖西岸の中山間市町村では、行政の注意文とメール配信の二段構えをセットで見る癖があります。SNSの拡散だけに頼ると、高齢世帯や通学路の見落としが起きやすいからです。

警察・市役所への連絡と、日常でできる対策

警察署の代表番号 0740-22-0110 は、目撃・痕跡の第一報先として市公式に明記されています。家庭ごみを外に置かない、ごみ置き場の施錠、米糠やコンポスト・ペット餌の管理、見通しの悪いやぶの刈り払い、養蜂箱の設置場所の見直しなど、集落にクマを寄せつけない対策は、目撃があった深清水周辺だけでなく、今津町全体の話になります。

山や林道へ出る場合は、鈴やラジオなど音を出して存在を知らせ、単独行動を避ける、という基本が繰り返し示されています。5月後半は、滋賀県内の他市でも目撃情報が続く時期です。長浜市の林道付近や大津市伊香立など、比良山系の麓でも2026年5月に複数件が報じられており、高島だけが特異なわけではありません。

今津町深清水へ車で向かう場合も、当日の出没マップを開いてから出発する習慣が現実的です。JR湖西線今津駅から徒歩圏の生活動線と、湖岸観光の動線が重なるエリアであることは、地図上の目撃ピンを見るときの前提になります。収穫物保管庫やコンポストの施錠は、目撃地点から離れた集落でも共通の対策です。

深清水の2件が示す「観光地のすぐ隣」の論点

表層では「今津の深清水で2日続けてクマが見えた」という地点ニュースに見えます。本質的には、湖北の観光・宿泊施設と、里山・農地・墓地・林道が短い距離で重なる高島市今津の構造が、再び表面化した出来事です。ビラデスト今津を目印に距離が示されていること自体が、生活施設と自然環境の距離感を物語っています。

意外と、今津町だけでなく市域の他地区でも5月に目撃情報が残る年である点が、深清水の2件を孤立させません。安曇川町の石原付近やマキノ町側など、湖北の里山帯でも春から初夏にかけて目撃情報が市域に点在する年です。いずれも「深清水だけの偶然」ではなく、市全体で春から初夏にかけて出没が続く、という読み方に接続できます。担当課の説明では、通報が早いほど周辺への注意喚起とパトロールが迅速化する、とされています。深清水の連続目撃は、メール配信と出没マップの更新頻度を意識する理由にもなります。

この種の論点では、観光客向けの「安全な湖岸」イメージと、住民向けの「里山管理」の現場が同じ地図上で競合しがちです、と読む向きもあります。僕は最初、クマ情報は登山口だけの話だと思いがちですが、今津のように施設名が目印になる案内を見ると、生活圏の話だと腹落ちします。

高島市公式サイトの季節告知用画像。ふるさと納税・市政広報の文脈(クマ現場の実写ではない)
市公式の広報用画像であり、深清水の目撃現場の写真ではありません [自治体(公式公開情報)] 出典:高島市公式サイト ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

1〜2年先まで見たとき、高島で押さえるべき出没リスク

国勢調査速報(別途2026年5月29日公表)でも高島市は人口減のペースが大きく、中山間・超高齢化の論点とクマ対策は表裏一体になりやすいです。農地の管理継続、ゴミ置き場の見守り、早朝・夕方の単独移動——高齢世帯ほど「音を出して歩く」「通学路の見通し」が負担になりうる、という現場感があります。

1〜3年の時間軸で見ると、出没マップとリアルタイム配信の登録率、猟友会・市・警察の連携の見え方、養蜂・コンポスト・収穫物保管庫の地域ルールの徹底度が、目撃件数そのものと並んで効いてくる可能性があります。推測ではありますが、今津のように観光と里山が近い地区ほど、季節ごとに注意喚起を繰り返す運用が続くと見ています。

まあ、個人でできることは限定的ですが、目撃したら0740-22-0110へ報告する、リアルタイム高島を登録する、市のクマ注意ページをブックマークする——この3点は、次に観測可能な一手です。確定個体数や駆除の有無は、今後の市公式・警察発表を待つ必要があります。

春〜初夏の行動と、近隣市町の動き

ツキノワグマは、冬眠明けの春から初夏にかけて食料を求めて行動範囲を広げやすい、と説明されることが多いです。10〜11月にも増えやすい、という季節性も、長期的な備えの参考になります。高島市域以外では、2026年5月に長浜市や大津市でも目撃・痕跡の情報が報じられており、湖北全体で同じ季節要因を共有している面があります。

深清水を訪れる・近くを通る場合は、当日の出没マップとリアルタイム高島の最新配信を確認したうえで、鈴やラジオの携行、単独の早朝・夕方の林道歩きを避ける、といった市公式の基本に戻るのが現実的です。表層の「2件続いた」という見出しの奥では、里山と暮らしの距離をどう管理するかという、高島市今津ならではの論点が続いています。

農林水産部の別URL(https://www.city.takashima.lg.jp/shigoto_sangyo/sangyo_nogyo_shinringyo_suisangyo/2/4/5193.html)にも、同趣旨の注意喚起が掲載されています。内容は農村整備課系ページと重なるため、どちらをブックマークしても構いませんが、出没マップへのリンク有無はページ更新で変わりうる点だけ留意するとよいです。僕は、通学・買い物・観光のルートが山側に寄る家庭ほど、リアルタイム配信の登録を早めに済ませておく方がよい、と感じます。

びわこビジターズビューロー公式OGP。琵琶湖西岸・湖北の自然・観光資源の文脈(深清水の現場写真ではない)
琵琶湖観光の公式サイト共通OGPであり、今津町深清水の目撃現場の実写ではありません [公式公開情報(OGP)] 出典:びわこビジターズビューロー ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。