マキノ海津でこども記者——琵琶湖の女性漁師に「朝が大変」

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京都新聞は16日、取材活動で地域の魅力を見つける「こども記者クラブ」が7月30日、高島市マキノ町海津地区で開かれた、と書いた。記者に扮した小学生が新聞を作る会だ。無料で読める範囲では、女性漁師への取材と、子どもが「朝早く起きるのが大変」と仕事の大変さを拾った、までが確定する。稿は京都新聞デジタル

市観光協会の事前案内は、同じ会を7月30日10:00〜15:00、小学3〜6年生と保護者、無料、現地は海津港、と置いていた。取材先は宮崎志帆さん。大学生のとき琵琶湖の漁師に弟子入りし、神奈川県から高島市へ移り住み、えり漁など季節の漁をする、とチラシにある。17日の手元で厚いのは、実施された、という京都新聞のリードと、この事前チラシだ。有料本文の人数・紙面の見出しは、こちらで埋めない。

海津で魚をさばく女性漁師と、見る小学生
京都新聞16日付。マキノ町海津でのこども記者 [報道機関の公開記事に基づく引用] 出典:京都新聞デジタル ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

募集の稿と、実施の稿は別だ

このサイトは7月に、同じ会の募集を書いた。申込は7月22日まで、と観光案内は置いていた。16日の稿は、会が開かれたあとの報道だ。募集を繰り返さない。繰り返さない代わりに残すのは、子どもが漁師の時間に触れた、という一点だ。朝が大変、は見出しに出た言葉だ。言葉を、子どもの感想の全文のように扱わない。扱えるのは、見出しが仕事の時間を拾った、ことまでだ。

湖西の漁は、観光写真の背景になりやすい。海津港はマキノの湖岸だ。背景ではなく、さばく手元と、見る子どもの顔が、京都新聞の写真にある。写真は実施の一次に近い。人数は写真から数えない。

僕は最初、7月の募集と同じ話がまた来た、と思った。日付を見ると、実施の報告だ。報告は、申込締切のあとにしか来ない。

高島縁人こども記者クラブの開催チラシ
7月30日・海津港。取材先に宮崎志帆さんの名がある [公式公開情報] 出典:高島市観光協会 ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

紙面は子どもが持つ

表層は、夏休みの体験学習だ。本質は、出口が感想文ではなく新聞になっていることだ。観光協会のチラシは「触れて・みて・聞いて・伝える」と置く。伝える側に子どもを置くと、漁の後継や朝の労働は、大人が説明する産業論から一段下がる。下がった場所で、朝が大変、が出る。出た言葉は、産業政策の数字ではない。数字ではない言葉を、市の担い手対策の成果に足さない。

確認していないことは多い。参加世帯数。完成したこども新聞の公開先。宮崎さんの漁の種類の一次。三点は有料本文と主催の続きに残る。残るものを、こちらで完成させない。

1〜3年で僕が見るのは、次だ。同じクラブが次の夏も海津で漁を取材するか。市広報に紙面が載るか。漁協側が「子どもが来た」以上のコメントを公式に残すか。

まあ、魚をさばく音は、湖の景色より記憶に残る。残った記憶が、次の申込につながるかは、主催の続報待ちだ。

観光協会の開催案内ページ
募集時点の日時・対象。実施後の人数は京都新聞本編側 [公式サイトのスクリーンショット] 出典:高島市観光協会 ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。
京都新聞16日付稿の見出し付近
無料で読める範囲はリードまで [報道機関の公開記事に基づく引用] 出典:京都新聞デジタル ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。