2024
06.16

鉄道写真の魅力に迷う!清水薫氏の「湖西線の四季」展、高島市民会館で開催

イベント

日本の四季の美しさと鉄道の魅力を見事に融合させた写真展「清水薫氏鉄道写真展“湖西線の四季”」が、7月18日から21日まで高島市民会館で開催されます。鉄道ファンから写真愛好家まで、多くの人々に愛される清水薫氏の作品は、湖西線沿いの自然風景を鮮やかに切り取っています。この写真展では、春の桜、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪景色といった四季折々の風景を背景に走る列車の姿が展示され、訪れる人々を四季の移ろいへと誘います。高島市民会館の広々とした展示スペースを活かした構成で、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえることでしょう。この機会に、清水薫氏の写真の魅力を存分に堪能してみませんか?家族連れやカップル、お友達同士でも楽しめるイベントです。鉄道の旅情と自然の美しさを一度に堪能できるこの貴重な写真展をお見逃しなく。

1. 写真展の概要

1.1 開催日程と場所

滋賀県高島市の高島市民会館で、2024年7月18日(木)から21日(日)までの4日間、鉄道写真家・清水薫氏の写真展「清水薫氏鉄道写真展”湖西線の四季”」が開催されます。この写真展は、湖西線沿線の風景を四季折々の表情で切り取った清水氏の代表作が一堂に会する貴重な機会です。

会場の高島市民会館は、1,024席を有する市内最大のホールで、プロセニアムアーチと音響反射板を備えた舞台設備を持つ文化施設です。広々とした展示スペースでは、清水氏の写真作品を最大限に堪能できるよう、見応えのある構成が期待されています。

1.2 清水薫氏の紹介

清水薫氏は、1963年に滋賀県草津市に生まれた鉄道写真家です。12歳の頃から鉄道写真に魅せられ、大学卒業後は一時期企業に勤めましたが、30歳の時にフリーランスの写真家に転身しました。以来、鉄道雑誌や書籍、カレンダーなどの撮影を手がけるかたわら、写真教室の講師を務めるなど、多岐にわたる活動を展開してきました。

特に故郷・滋賀県の風景と鉄道への愛着が深く、湖西線を中心に撮影を重ねてきました。2020年4月に56歳の若さで急逝しましたが、温厚な人柄で多くの人々から慕われていました。今回の写真展は、清水氏を偲び、湖国を愛した作品の数々を紹介する企画となっています。

1.3 湖西線の魅力

湖西線は、1974年7月20日に開業した滋賀県の基幹路線です。京都駅から近江塩津駅までの74.1kmを結び、琵琶湖の西岸を走る路線として知られています。

この路線の特徴は、ほとんどの区間が高架線路で走ることです。そのため、車窓からは少し高い視点から琵琶湖と湖東の山々を一望できる絶景が楽しめます。また、踏切がないため高速走行が可能で、京阪神と北陸を結ぶ特急列車の最短ルートとしても重要な役割を担っています。

開業から半世紀を迎える今年、湖西線は「湖西線開通50周年記念事業」と題した一連の記念行事が予定されており、清水氏の写真展もその一環として開催されます。

2. 展示内容の見どころ

清水薫氏は、湖西線沿線の風景を30年以上にわたり撮り続けてきました。今回の写真展では、その中から四季折々の代表作が厳選され、春夏秋冬の順に展示されます。鉄道ファンはもちろん、写真愛好家、自然の絶景を求める人々まで、幅広い層を魅了する作品の数々が並びます。

2.1 春:桜と列車

春の部屋では、湖西線の線路沿いに咲き誇る桜と、その中を走る列車の姿が鮮やかに描かれています。ピンクの桜花びらが線路を覆い尽くす中、列車が颯爽と走り抜ける一瞬を切り取った作品は、春の訪れを華やかに告げてくれます。

桜吹雪の中を疾走する列車 (撮影:清水薫)
2.2 夏:青空と湖

夏の部屋に展示されるのは、まばゆいばかりの青空と琵琶湖の湖面が映し出された作品群です。湖面に反射する雲の流れと、湖畔を走る列車の風景が見事に融合しています。涼しげな湖風と潺潺(さらさら)と流れる波の音が耳に響きそうです。

琵琶湖の湖面に映える列車と雲の流れ (撮影:清水薫)
2.3 秋:紅葉と鉄道

秋の部屋に目を向けると、湖西線沿線の紅葉が一面に広がる中を列車が走る様子が生き生きと描かれています。赤や黄色に燃え上がる木々の間を、勢いよく走り抜ける列車の機関車の姿は、まるで紅葉の景色に命が吹き込まれたかのようです。

紅葉の景色の中を疾走する機関車 (撮影:清水薫)
2.4 冬:雪景色と列車

最後に冬の部屋では、雪化粧した湖西線沿線の風景が展示されています。一面の銀世界に、黒い機関車の姿が対比をなして浮かび上がっています。雪の結晶が枝につらなり、線路が雪に覆われた中を列車が進む様は、静寂と動の調和を表しているかのようです。

雪に覆われた線路を走る機関車 (撮影:清水薫)

3. 展示会場の雰囲気

3.1 展示スペースの構成

高島市民会館の2階展示スペースは、約500平方メートルの広さを持つ開放的な空間です。天井が高く、自然光が十分に入る造りとなっているため、清水氏の写真作品を鑑賞するのに最適な環境が整っています。

四季の部屋は、春夏秋冬の順に展示され、来場者は季節の移ろいに合わせて、作品の世界観を体感することができます。作品と作品の間には適度な距離が設けられ、一つひとつの作品を心ゆくまで堪能できるよう配慮されています。

3.2 臨場感溢れる写真展示

清水氏の写真作品は、いずれも印画紙にプリントされた大判サイズで展示されます。最大で2メートル四方を超える大きさの作品もあり、まるで現場に立ち会っているかのような臨場感を味わえます。

$$画像:大判サイズの写真作品を鑑賞する人々$$

作品の前には、撮影場所や撮影年月日、使用機材などの詳細な解説パネルが設置されています。写真を見るだけでなく、その作品が生み出された背景にも思いを馳せられるよう工夫されています。

4. 写真展の楽しみ方

4.1 写真の見方・楽しみ方

写真展を十分に楽しむためには、作品を「見る」だけでなく「観る」ことが大切です。作品の細部に目を凝らし、被写体の表情や動きを感じ取ることで、清水氏が作品に込めた想いに触れることができます。

例えば、桜の部屋の作品では、桜の花びらが線路上に散り敷かれた一瞬を切り取っています。その瞬間の風の動きや、列車の走行音が想像できるかもしれません。

また、作品を鑑賞する際は、解説パネルを活用するのがおすすめです。撮影場所や時間帯、使用機材などの情報から、清水氏がどのようにして作品を撮影したのかを知ることができます。

4.2 家族連れやカップルでの訪問ポイント

鉄道ファンはもちろん、写真愛好家や自然の絶景を求める人々にとっても、この写真展は見逃せないイベントです。家族連れやカップルでの訪問もおすすめです。

子供たちには、列車の走る様子や四季折々の自然の移り変わりを感じ取ってもらえます。大人は、清水氏の写真の技術や構図の妙を堪能できるでしょう。

また、展示会場の高島市民会館は、近江今津駅から徒歩3分と好アクセスです。琵琶湖や比叡山延暦寺、おごと温泉郷なども近く、写真展の前後に観光を楽しむことができます。

5. まとめと招待状

5.1 清水薫氏の写真展を通じて得られるもの

清水薫氏の写真展「湖西線の四季」を通じて、鉄道の旅情と自然の絶景の両方を存分に味わえます。四季折々の風景の中を走る列車の姿は、時間の流れと大自然の息吹を感じさせてくれます。

写真愛好家には、清水氏の卓越した技術と構図の妙を堪能できる絶好の機会です。鉄道ファンは、湖西線の魅力を改めて実感できるでしょう。自然の絶景を求める人々には、琵琶湖と山々の雄大な景色に心を奪われることでしょう。

5.2 訪問を促す最後のメッセージ

滋賀県の風土に根ざした清水薫氏の写真展「湖西線の四季」は、2024年7月18日(木)から21日(日)までの4日間、高島市民会館で開催されます。この機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

鉄道の旅情と自然の絶景が融合した清水氏の作品の数々に、心を奪われることでしょう。家族連れやカップル、お友達同士でも楽しめる貴重な体験をお見逃しなく。

【引用元】

  • [1] https://media.mk-group.co.jp/entry/travel-tetsudou202104/
  • [2] https://railf.jp/event/2024/06/16/085000.html
  • [4] https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/525/
  • [5] https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/koutsu/338239.html
  • [7] https://www.city.takashima.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/shisetsuannai/5/1/index.html
  • [10] https://maidonanews.jp/article/13656535
  • [11] https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/338214.html
  • [14] https://www.city.takashima.lg.jp/soshiki/kyoikusomubu/takashimashiminkaikan/1_1/1/10532.html
  • [15] https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/036/1801/o/62961.html
  • [16] https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/koutsu/338232.html
  • [17] https://www.biwako-visitors.jp/spot/?categories=205
  • [18] https://www.homemate-research-hall.com/dtl/00000000000000347242/
  • [19] https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/bsignal/22_vol_195/area/

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