斑点米カメムシ類と果樹カメムシ類に注意報——7月15日発出、市の病害虫情報ページが更新されました
高島市農業政策課の「病害虫発生情報について」のページが、2026年7月17日に更新されました。滋賀県病害虫防除所が発表している発生予察情報をまとめたもので、現在は注意報が4本出ています。警報と特殊報は、いまのところ発表されていません。
注意報の第3報と第4報は、いずれも令和8年7月15日の発出です。第3報が水稲の斑点米カメムシ類、第4報が果樹(ナシ・ブドウ・柿等)の果樹カメムシ類。僕は、同じ日にカメムシで2本出るという並びを見て、今年の夏はやはりそういう年なのだと受け取りました。

注意報は4本——赤かび病から始まり、7月にカメムシが2本

現在発表されている注意報は、第1報が令和8年4月15日の赤かび病(麦類=小麦・大麦)、第2報が5月14日の果樹カメムシ類(果樹=ナシ・ブドウ・柿等)、第3報が7月15日の斑点米カメムシ類(水稲)、第4報が同じく7月15日の果樹カメムシ類です。
果樹カメムシ類は5月と7月の2回出ていることになります。市のページは「情報が発表され次第更新していきますので、定期的にご確認ください」として、滋賀県のページへリンクしています。防除対策の詳細は県側の各報を参照する構成です。
編集としては、注意報の本数より発出間隔を見るのが実務的だと思っています。同一の病害虫で2回目が出るということは、発生量が想定を超えて推移しているサインです。1回目の防除で終わらせた園地は、ここで見直しが要ります。
斑点米カメムシ類は等級落ちに直結する——出穂期からの管理が勝負

斑点米カメムシ類は、水稲の籾を吸って米粒に黒い斑点を残します。収量そのものより、着色粒として等級が落ちることで手取りに響くのが厄介なところです。7月15日という発出時期は、湖西の作型では出穂を意識し始める頃合いにあたります。
畦畔や休耕田のイネ科雑草が発生源になるため、防除は薬剤散布だけでは完結しません。草刈りの時期を誤ると、かえって水田へ追い込む形になることもあります。県の各報には、この手の具体的な注意が書かれています。
現場では、隣接する園地や田んぼとの足並みが結果を左右します。自分の田だけ徹底しても、周りが動かなければ流入は止まらない。まあ、これは毎年言われることですが、注意報が出た年ほど地域単位の相談が効きます。
警報・特殊報はゼロ——「今は出ていない」ことも情報として読む

ページには、警報と特殊報について「現在発表されている警報はありません」と明記されています。何も出ていないという記載がわざわざ置かれているのは、更新が止まっているのか、本当にゼロなのかを区別するためです。
僕は、この手の行政ページで大事なのは更新日だと考えています。7月17日という日付があるからこそ、7月15日発出の第4報まで反映済みだと判断できる。日付のないページは、内容が正しくても使いづらい。
問い合わせ先は農業政策課(高島市新旭町北畑565、電話0740-25-8511、ファックス0740-25-8519)です。観測できる次の一手は、8月に入って第5報が出るかどうか。出るとすれば、水稲の登熟期に重なる時期の情報になります。
参照した主な情報
– 高島市「病害虫発生情報について」 – 滋賀県病害虫防除所 発生予察情報
