SNS型ロマンス詐欺で約4100万円——高島の67歳男性、ニュースサイトのスクショから投資話へ
本サイトは自治体・公共施設の公式メディアではありません。この記事は独自取材ではなく、公開されている情報を参照して書いています。日時・料金・申込は一次情報でご確認ください。
滋賀県警高島署は2026年9月11日、高島市内の土木設計業の男性(67)が架空の投資話で現金約4100万円をだまし取られた、と発表した。SNS型ロマンス詐欺とみて捜査している。京都新聞が同日報じ、47NEWSでも同趣旨が配信された。
男性は8月17日、SNSで日本人女性を名乗る人物と知り合い、LINEでやりとりして好意を抱いた。「ニュースサイトのスクリーンショットを撮り、指定のURLに送れば稼げる。先生を紹介する」などと言われ、その後に別の人物から投資話を持ちかけられた。8月31日までに12回、指定口座へ振り込んだ、という。入口は副業めいた作業、出口は見知らぬ口座への送金だ。

手口の順番——知り合い、好意、スクショ、投資
公表された流れは短い。まずSNSで知り合い、LINEで距離を縮める。次に「ニュースサイトのスクショを指定URLへ」と作業を案内し、その延長で「先生」を紹介する。投資話はそのあとだ。署がロマンス詐欺と整理する理由は、好意を抱かせてから金銭へつなぐ型だからだ。
スクショ作業そのものが違法だとは限らない。危険なのは、作業の先に見知らぬ口座への送金が続くことだ。男性は8月17日から同31日までの約2週間で、12回振り込んでいる。短い期間に回数が重なると、一度疑っても「これまでの分を取り戻す」方向へ引っ張られやすい。指定URLの中身や、誰が「先生」を演じたかは、公表文面には出ていない。
高島で確認できること、まだ出ていないこと
署の発表と京都新聞の整理で確認できるのは、被害者の居住地(高島市)、職業(土木設計業)、年齢(67)、被害額(約4100万円)、振込回数(12回)、期間(8/17〜8/31)、入口の文言、捜査の見立て(SNS型ロマンス詐欺)までだ。
犯人の国籍・人数、使われたSNSのサービス名、指定URLのドメイン、口座の金融機関名は、いまの公開情報にはない。そこを推測で埋めると記事が先走る。続報は高島署と京都新聞の更新を見る、という読み方でよい。
同じ日に県外でも偽の投資話の被害が報じられているが、手口の細部は案件ごとに違う。高島の一件でいま書けるのは、署が発表した事実の骨格までだ。県全体の特殊詐欺統計にこの1件を足し込む話は、警察の集計が出てからの方が正確だ。
相談のタイミング
家族や友人に「SNSで親しくなった相手から投資を勧められた」と話せる空気が、被害を止める側の現実的な防波堤になる。警察は、絶対に儲かる話や、見知らぬ口座への送金を急かされたら、振込前に相談してほしい、と呼びかけるのが定番だ。今回の発表も、その注意喚起の材料になる。
被害に気づいた人は、最寄りの警察署か高島署へ。口座への振込履歴やLINEのやり取りは、証拠として残しておく。僕は、スクショ作業のような「小さな協力」が送金の前段になる点を、いちばん警戒して読む。
振込が12回に分かれている点は、一括の大金より気づきにくい。少額から始まって額が増える型も、回数だけ先に増える型もある。今回の公表は回数と期間と合計額までで、1回あたりの内訳は出ていない。そこも推測しない。
僕が記事として残すのは、入口の文言(ニュースサイトのスクショ)と、署の見立て(SNS型ロマンス詐欺)と、高島市という地域性の三点だ。同じキーワードの県外事案と混ぜて一般論にしない。
一次は京都新聞 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1789320 。47NEWS https://www.47news.jp/14926828.html も同趣旨。続報が出るまで、金額と回数と期間の三点を先に覚える。
