普通救命講習1——次回8/9北部消防署、WEB講習で時間短縮も可

高島市消防本部は、令和8年度の普通救命講習1を北部・南部の消防署で交互に開催しています。市公式ページ(https://www.city.takashima.lg.jp/soshiki/shobohombu/keiboka/2/1/3/2195.html、2025年10月1日更新)によると、次回は8月9日(日)9時〜12時・北部消防署(今津町日置前5150)です。心肺蘇生とAED、止血を3時間で学ぶコースで、受講料は無料、定員は北部30名程度・南部20名程度の申込順です。
ページ冒頭では、身のまわりの急病・けがで呼吸停止・脈拍触知不能・出血などに応じる応急手当が、生命を救ううえで大きく役立つ——と説明されています。令和8年4月12日から既に北部で開催が始まっており、6月14日北部、7月12日南部と進行中で、8月9日は再び北部に戻る日程です。
本記事は、同ページと消防庁系のWEB講習案内を突き合わせ、2026年7月24日時点で確認できる範囲を整理したものです。申込期限(開催10日前)や定員は、申請書提出前に各署へ再確認してください。
令和8年の普通救命1——残り日程と会場の切り替わり
表向きは「日曜午前の講習」ですが、湖西の生活圏では北部(今津)と南部(安曇川)のどちらに行くかが実務の起点になります。7月12日は南部署、8月9日は北部署——以降は10月11日(南)、12月13日(北)、令和9年2月14日(南)と交互です。いずれも9時〜12時、動きやすい服装で、実技中心と案内されています。
| 実施日 | 会場 | 住所 |
|---|---|---|
| 令和8年8月9日(日) | 北部消防署 | 今津町日置前5150 |
| 令和8年10月11日(日) | 南部消防署 | 安曇川町青柳696-1 |
| 令和8年12月13日(日) | 北部消防署 | 今津町日置前5150 |
| 令和9年2月14日(日) | 南部消防署 | 安曇川町青柳696-1 |
僕は最初、救命講習=「いざという時用の資格」とだけ思っていました。市の案内を読むと、修了証が交付される5コースと、参加証のみの入門コースが並列で、目的別に入口が分かれている——ところまでが表層です。編集としては、普通1は「一般市民の標準3時間」、業務で心停止対応が想定される方は普通2(4時間・評価あり)、小児中心は普通3、乳幼児・外傷まで含む8時間が上級、と時間と評価の厚みで線引きされている点が、他自治体の「一律3時間」案内と比べて読み取りやすい、と感じます。
申込と問い合わせ——10日前と署別の電話
申込は開催日の10日前までに「救命講習受講申請書」を各署へ。北部署0740-22-5404、南部署0740-32-1212ほか、朽木分遣所(0740-38-2100)・マキノ救急分遣所(0740-28-0119)も案内されています。電子申請の導線も同ページにあり、Word/PDFの申請書ダウンロードも可能です。現場では、どの署に送るかを日程表の「場所」列とセットで確認するのが安全です。
普通2・3と上級——「普通1だけ」で足りるケース
普通2は普通1と同内容を4時間で実施し、学科・実技の評価があります。業務上、一定頻度で心停止者への応急対応が想定される方が対象、とページに書かれています。普通3は小児・乳児・新生児向けの心肺蘇生が中心の3時間、上級は8時間で乳幼児蘇生・外傷・搬送まで広げます。僕個人の感覚では、保育・教育現場は3か上級、一般市民は1+WEB短縮が現実的——ただし所属団体の規程が優先される場合は、規程側の指定コースを正本にしてください。
5種類の講習とWEB e-ラーニング——座学を先に済ませる設計
救命講習は普通1・2・3、上級、救命入門の5種類に分かれます。普通1は心肺蘇生・AED・止血の3時間、上級は8時間で乳幼児の蘇生や外傷・搬送まで広げます。入門は胸骨圧迫とAED中心で、異物除去や止血は含まれません。
ここで市案内が強調しているのが、応急手当WEB講習(e-ラーニング)です。総務省消防庁のページ経由で、スマホやPCから座学相当を受けられ、受講料は無料(通信料は自己負担)。WEBを修了し、講習日の30日以内に発行された受講証明書を持参すると、普通講習は1時間、上級は2時間の短縮が可能です。申込時に短縮希望を伝え、証明書は印刷または画面保存で持参、と明記されています。

とにかく気になるのは、「30日以内」の証明書と申込時の一言がセットになっている点です。WEBだけ修了して当日持参を忘れると、短縮できない——表の日程より、証明書の日付と申込連絡の方が個人の手順として効きます。企業の安全衛生担当では、研修計画を「WEB修了日→署別の日曜講習」の順で組むと、半日枠を確保しやすい、という読み方もあります。

北部署と南部署——湖西で「近い消防署」が日によって入れ替わる理由
高島市は南北に細長く、今津側と安曇川側で生活圏が分かれます。救命講習が交互開催なのは、どちらか一方の住民だけが遠方になる日を減らす配慮——と市案内だけでは断定できませんが、定員も北部30・南部20と非対称で、申込順の競合は署ごとに異なります。8月9日を狙うなら北部、10月以降南部を検討する、といったカレンダー単位の計画が現実的です。
朽木・マキノから北部署へ向かう場合、移動時間を見込んで9時開始の余裕を取る必要があります。逆に安曇川周辺の事業所は、南部開催日の方が通いやすい——地域の防災訓練と同様、「市全体の均等」より署の管轄と会場設備が日程の裏側にある、と読む向きもあります。

AED台数の増加と「受講者の質」——1〜3年で変わりうる現場の期待
滋賀県全体でもAED設置は進み、スーパーや道の駅に箱が見える場面は増えました。一方で、「装置はあるが操作に自信がない」というギャップは、講習需要の裏側として残りやすいです。市案内がWEB講習を「可能な限り」と繰り返すのは、実技時間を圧迫しないための座学分散であり、今後も消防庁側のe-ラーニング改修が入れば、30日ルールや短縮時間の説明が更新される可能性があります。
琵琶湖西岸の道の駅やイベント会場でもAEDの設置場所が案内されることがありますが、講習修了と設置場所の記憶は別問題です。僕自身、近所の箱の位置は確認しても、小児への圧迫の深さまでは自信が持てない——だから普通1か3かを選ぶ判断材料になる、と個人的には思います。
編集としては、普通1修了証はボランティアや自治会の防災リーダー選定で参照されうる一方、技能の維持は定期更新の文化が弱い——2年後も同じ手順で押せるかは個人の練習次第、という横断の文脈があります。意外と、日曜午前3時間は子育て世代にとって取りにくい枠でもあり、WEB短縮で2時間実技に抑えるメリットは、単なる時短以上に託児や送迎の調整コストを下げる効果がある、と感じます。
上級救命は令和9年3月頃・南部署9〜17時・定員20名程度と、まだ日付が「頃」止まりです。普通1で足りるか、業務上2や上級が要るか——市の5区分表と自分の役割を照合してから申込書を書くのが、申込順の枠を無駄にしない近道です。
救命入門と一般救急——10歳以上の短時間コース
入門コースは胸骨圧迫とAEDが中心で、異物除去・止血は含まれません。概ね10歳以上が対象で、修了は参加証(他コースの修了証とは別扱い)。ページ末尾では、希望者がいれば一般救急講習も受講できる、と触れています。家族単位で「まず触る」なら入門、本格的に止血まで含めるなら普通1——という切り分けが、申込前の相談電話で確認しやすいです。
7月12日南開催から8月9日北開催——直近2回の動き
7月12日(日)は南部署、8月9日(日)は北部署と、1か月弱で会場が南北入れ替わります。直前にWEB講習を修了した場合、30日ルール上は7月12日開催分の証明書が8月9日にも有効か——講習日基準の30日以内なので、7月中旬修了なら8/9にも短縮可、6月修了なら再受講が必要、と自分で日数を数える必要があります。担当署への電話一本で確認できる論点です。
次に観測できるのは、8月9日北部開催の定員埋まり具合と、同ページの更新有無——随時、消防本部の救命講習ページを正本にしてください。
