ユリノキ祭にて森林セラピーミニ体験会

2026年5月17日(日)、滋賀県高島市朽木地域の森林公園「くつきの森」で「ユリノキまつり」が開催され、会場のユリノキ広場では「たかしま森林セラピー」が午前・午後の2回にわたるミニ体験会を実施しました。会場側の案内では、各回おおむね1時間・参加費1,000円で、森の香り袋や押し花アートクラフト(各100円)も用意されていました。
本稿は、2026年5月17日時点で確認できた森林公園くつきの森(NPO法人麻生里山センター)のイベント案内と、たかしま森林セラピー公式サイト(https://shinrin-therapy-takashimacity.com/)の告知・活動記録を突き合わせ、祭りの中での森林セラピー出店の位置づけを整理したものです。当日の来場者数や天候によるプログラム変更の有無は、執筆時点では公式の事後レポートが限定的なため、数値では断定しません。
ユリノキまつり当日、森林セラピーは何を担ったか
森林公園くつきの森の案内によれば、2026年5月17日の「ユリノキまつり」は10:00~15:00、会場はユリノキ広場(荒天中止の記載あり)、入園料は当日限り無料です。ステージ演目、森のマルシェ、絵本のひろば、おさんぽビンゴ、モルック体験などが並ぶ一方、森林セラピー体験は「たかしま森林セラピー」担当と明記されています。
たかしま森林セラピー側は、2026年5月11日付の公式ブログで「5月17日(日)10:00~15:00、ユリノキ祭に出店」「午前と午後の2回ミニ体験会実施」と案内し、会場を「くつきの森 ユリノキ広場(高島市朽木村麻生433番地)」、ミニ体験会を1時間・1,000円、森の香り袋と押し花アートクラフトを各100円としています。僕が気になるのは、祭り全体の時間帯(10:00~15:00)と、体験会の開始時刻が別レイヤーで書かれている点です。来場者が「いつ受付すればよいか」を迷わないよう、会場掲示と公式サイトの両方を見るのが確実です。

ミニ体験の時間帯と料金——会場案内と運営ブログの突き合わせ
会場運営元の出店者紹介では、たかしま森林セラピーについて「午前午後の2回、ミニ体験会(11時~と13時~で1時間程度、料金1,000円)」と記載されています。一方、同団体の5月11日付ブログは、出店時間を10:00~15:00としつつ、回数は「午前・午後の2回」とだけ書いており、開始時刻の数字は会場ページの方が細かい状態です。
| 項目 | 会場(くつきの森)案内 | たかしま森林セラピー公式ブログ(5月11日付) |
|---|---|---|
| 開催日 | 2026年5月17日(日) | 同左 |
| 会場 | ユリノキ広場 | くつきの森 ユリノキ広場 |
| 出店・受付の目安 | (祭り全体 10:00~15:00) | 10:00~15:00 出店 |
| ミニ体験 | 11:00~/13:00~(各約1時間) | 午前・午後の2回(開始時刻の数値は未記載) |
| 参加費 | 1,000円 | ミニ体験会1時間 1,000円 |
| その他 | 栞・匂い袋作り 各100円(表記ゆれあり) | 森の香り袋・押し花アートクラフト 各100円 |
う〜ん、ここは「どちらが誤り」ではなく、祭りの一日出店と体験プログラムの開始時刻が別表現になっている、と読むのが自然です。担当課や運営団体の説明では、マルシェやステージを見たあとに体験へ回る来場者が多い日ほど、11時台・13時台の枠が実質的な受付ピークになりやすい、という運用もあり得ます。僕自身は、受付だけ先に確認してから他の催しを回る、という動き方が一番トラブルが少ないタイプだと思います。

マキノ・今津・朽木——祭り一日と、年間を支える基地の対比
たかしま森林セラピーの公式サイトでは、高島市内に朽木・今津・マキノの3か所に認定セラピーロードがあること、くつきの森でも定期的に体験会を開くことが説明されています。2026年5月の活動記録を見ると、5月4日はビラデスト今津での「みどりの日 GoToForest!」、5月9日はマキノ高原でのプログラム、5月7日はくつきの森での少年補導員向けなど、祭り以外の平日・週末にもフィールドが続いていることがうかがえます。
表層では「ユリノキ祭の出店」一則に見えますが、本質は琵琶湖水源の森・たかしまという広いブランドの中で、ボランティアや指導者が継続的に「感じる時間」を設計している、という構図に近いと読めます。祭りは新規来場者との接点、基地イベントは習慣化——この二層が並走している、という見方もあります。まあ、どちらか一方だけが続くより、現場の負担は大きいはずですが、地域の自然利用の厚みには効いているはず、とも言えます。
朽木基地と会場アクセスの目安
会場の所在地は、案内上滋賀県高島市朽木麻生443(森林公園くつきの森)です。高島市の森林・林野行政ページ(https://www.city.takashima.lg.jp/soshiki/norinsuisambu/shinrinsuisanka/12820.html)からも、くつきの森の位置づけを確認できます。駐車や混雑はイベント日特有の変動が大きいため、出発前に会場の最新お知らせ(https://npo.kutsukinomori.net/)を開くのが無難です。

1~3年で見ると——祭り接点から、くつきの森の定例体験へ
森林セラピーは、厚生労働省が「森林環境が健康増進に資する」研究を進め、認定基地制度が広がった流れの中で、観光・健康・地域活性が交差するテーマになっています。高島市のように面積が広く里山資源が豊かな自治体では、イベント当日の体験が、その後の定例プログラム(基地イベント、体験会スケジュール)への導線になる、という設計が読み取れます。
たかしま森林セラピー公式サイトの体験会カレンダーや申込フォーム(https://shinrin-therapy-takashimacity.com/calendar/、https://shinrin-therapy-takashimacity.com/taiken_refer/)は、祭り後も更新が続く前提の導線です。僕は、ユリノキ祭で「短いが濃い」体験をした人が、朽木・今津・マキノのいずれかのロードに戻るかどうかが、今後1~3年の地域指標になりそうだ、と感じます。断言はできませんが、少なくとも公式ブログの更新頻度からは、運営側が年間を通した接点維持を意識していることは伝わります。
来場者側では、次に確認すべきは公式ブログの活動記録(当日の様子が追記されるか)、くつきの森のニュース(次回イベント・休園日)、体験会スケジュールの3点です。団体利用の相談について、会場案内には「お仲間だけ団体も空いていれば受け付けるので要相談」とあるため、複数名での再参加を考える場合は、申込フォーム経由の問い合わせが現実的です。
ミニ体験会で何をするのか——公式が説明する「感じる」プログラム
たかしま森林セラピー公式サイトの「森林セラピーとは?」では、登山や自然観察会とは異なり、五感を開いて森の持つ力を体感する活動だと説明されています。5月9日付の活動記録(INマキノ高原)では、木々の香りや風、滝の音、呼吸法、森の緑を眼に焼き付けるワークなどが列挙されており、ユリノキ祭のミニ体験も、短時間版の同系統と考えてよいでしょう。
「考えることより感じよう やさしい気持ちになれますよ」というフレーズは、5月7日のくつきの森での記事にも登場します。キャッチコピーとして反復されているだけでなく、初見の来場者への言語化の型になっている、と読む向きもあります。企画側の説明では、子ども連れの家族が多い日は、静かなワークと物販・クラフトを組み合わせた方が動線がスムーズ、という話もよく聞きます。
ミニ体験の参加費1,000円は、祭り当日の有料メニューとしては手頃な部類です。一方、入園無料日でも駐車や物販、他ワークショップで支出が積み上がるため、体験だけの予算と一日の総予算は分けて考えた方が後悔が少ないです。森の香り袋や押し花アートクラフト(各100円)は、持ち帰りの記念として子ども向けにも相性がよさそうですが、花粉やアレルギーの配慮は各自で確認する必要があります。
5月のゴールデンウィーク前後——祭りの前に何があったか
たかしま森林セラピー公式ブログの2026年5月更新を時系列に並べると、地域イベントと日常フィールドが連続していることがわかります。
| 日付(2026年) | 掲載タイトル例 | 場所・文脈 |
|---|---|---|
| 5月4日 | みどりの日 GoToForest! | ビラデスト今津 |
| 5月7日 | くつきの森 | 高島市少年補導員向け |
| 5月9日 | INマキノ高原 | マキノ高原 |
| 5月17日 | ユリノキ祭ミニ体験 | くつきの森・ユリノキ広場 |
この表は、運営団体の活動ログを整理したもので、各日の参加人数や天候は含みません。それでも、祭り当日の出店が単発ではなく、今津・朽木・マキノの3エリアを行き来する運用の延長線上にあることは示せます。僕は、朽木の祭りで初接触した人が、翌週末にマキノの定例へ流れるかどうかが、地域の回遊として面白い観測点だと思います。
会場の5月カレンダーには、ユリノキまつり以外に「森さんぽ」「森の自然講座」「未来の森づくり」などが並びます。祭りで興味を持った人が、低料金・短時間の定例イベントへ移る導線は、すでに公式サイト上に用意されている、とも言えます。
来場者が押さえるとよい確認リスト
祭りと体験会が重なる日は、情報源が複数に分かれやすいです。出発前に次を確認しておくと、現場での迷いが減ります。
1. くつきの森の開園・休園(5月は火曜休園など、祝日を除く例外あり)—— https://npo.kutsukinomori.net/ 2. ユリノキまつりの荒天中止の有無——会場のお知らせ 3. ミニ体験の開始時刻——会場案内では11:00・13:00、出店は10:00~15:00 4. 体験会の別日程—— https://shinrin-therapy-takashimacity.com/calendar/
現場では、ステージ観覧と体験受付が同じ広場周辺で交差しがちです。一瞬、列がどちらの催しか分からなくなることもあるので、スタッフの案内板か、たかしま森林セラピーのブース表示を先に探すのが確実です。

高島市では、イベント単発の話題と、年間を通した自然体験の基盤が同じブランド名で語られる場面が増えています。ユリノキ祭のミニ体験会は、その接点の一例として、今後の公式アップデートとあわせて追う価値があります。事後の写真やレポートが公式ブログに載った段階で、受付時間やプログラム内容の差分があれば、本稿の表も更新対象になります。
