マキノ町西浜の産業用地、造成完了は令和12年度——県と市の連携
本サイトは自治体・公共施設の公式メディアではありません。この記事は独自取材ではなく、公開されている情報を参照して書いています。日時・料金・申込は一次情報でご確認ください。

滋賀県商工労働部産業立地課は、県サイト「産業立地課からのご案内」で、県と市の連携による産業用地開発事業を案内している。令和6年度に3か所の候補地を選定し、令和7年度に各候補地の基本計画を策定した、とある。PDF「滋賀県産業用地開発事業(県と市連携による事業)について」(attachment/5610610)が一次の資料です。高島市の候補地はマキノ町西浜地先。開発面積約15ヘクタール、うち企業用地約11ヘクタール。造成完了年度は令和12年度。大津(伊香立南庄町他・湖西台)は約63ヘクタール・企業用地約26ヘクタール・令和14年度。東近江(鈴町・蒲生大森町)は約42ヘクタール・企業用地約24ヘクタール・令和14年度。いずれも現時点の予定で今後変わりうる、と注があります。問い合わせは産業立地課077-528-3792、[email protected]。
高島候補地の特徴は、JRマキノ駅と国道161号線に隣接、候補地全体が平坦地で造成工事の期間が比較的短い、とPDFが書いています。大津は湖西道路沿い・真野IC近接で急峻、東近江は蒲生スマートICからほぼ直線約4kmの台地状丘陵、と対比があります。高島が一番小さく、完了年が一番早い、という三点セットです。再都市化の8月21日付記事は、総事業費約252.7億円、高島約45.65億円、分譲2030年度、などと数字を足しています。県PDFの表には事業費列がありません。事業費は二次の整理として扱い、面積と完了年度は県PDFを先に置きます。
僕は最初、安曇川町南船木の古い紹介用地の再掲かと思いました。出典を並べると、関西電力の立地パンフなどに南船木が載る一方、今回の選定3か所の高島枠はマキノ町西浜です。町が違います。西浜は駅と161号のすぐ北側、というPDFの地図です。
東西の区画——西3.06ヘクタールから東3.40ヘクタール

高島市候補地のスライドは、土地利用計画(令和7年度基本計画)として区画を塗っています。西①3.06ヘクタール、西②2.27ヘクタール、東①1.01ヘクタール、東②3.40ヘクタール、東③2.29ヘクタール。新設進入路が東西に付き、調整池が東西に付く。JR湖西線と国道161号が南縁。マキノ駅は南側。国道161号バイパス計画を踏まえた将来的な進入路、という注もあります。東西とも、開発基準に定める面積分の公園・緑地等を別途確保。道路の位置・形状は立地企業に応じて見直す可能性あり。基本設計・詳細設計で区画や調整池の位置は変わりうる、と繰り返し書いてあります。今の塗り図を、造成完成図として固定してはいけない、というのが公式の留保です。
想定スケジュール(R7〜R12)は、基本計画策定、測量・地質等(文化財を含む)、環境調査、用地処理、基本・詳細設計、開発協議、造成工事、分譲、と並びます。R8(2026年度)は調査・用地処理・設計・協議が重なる帯です。造成はR9〜R11、分譲がR12。令和7年度末時点の想定で、諸事情により変更がありうる、とあります。2026年の今は、分譲の年ではなく、用地と設計の年、と県の帯が言っています。
県の入札情報では、令和8年度に「産業用地開発造成基本設計業務委託(高島地区)」がマキノ町西浜を履行場所にして出ています。造成基本設計15ヘクタール、平面交差点予備設計、という概要です。公告の課所は商工労働部産業立地課。PDFの「R8に設計」と、入札の基本設計が重なります。開札日や予定価格は、入札ページ側の話なので、ここでは面積15ヘクタールと場所西浜だけを、県事業の進行確認に使います。
環境手続きについて、再都市化は高島を自然環境保全条例に基づく調査、大津・東近江を環境影響評価条例のアセス、と整理しています。県PDFの高島スケジュールは「環境調査」の行で、配慮書・方法書という語は大津・東近江の帯に寄っています。高島が条例アセスの対象外かどうかは、県PDFのこの枚では断定しません。あるのは「環境調査」という行と、平坦で工期が短いという特徴文です。
駅と161号の平坦地——湖西の物流はここが短い

表層は、県が3市で120ヘクタール規模の産業用地を整備する、という県域ニュースです。高島はそのうち約15ヘクタール。全体の8分の1程度です。見出しを県全体のままにすると、大津63ヘクタールが主語になります。
本質は、完了が令和12年度で、駅と国道に接する平坦地だ、というマキノ固有の条件です。湖西線のマキノ駅から見て、161号を挟んだ産業用地、という距離感は、大津の急峻造成とも東近江のスマートIC4kmとも違います。工期が短い、と県が書いたのは、その平坦さです。分譲が2030年度(令和12年度)なら、今の小学生が高校に入る頃の話です。用地処理と文化財調査がR8に乗るので、2026年に更地が見える、とは書いていません。
横断すると、高島都市計画の整備・開発及び保全の方針は、マキノ町西浜を既存の工業地として配置する、と以前から書いています。小規模から中規模の工場が西浜などに立地し、今後も工業地として配置、居住地との用途の適正配置、という文です。今回の15ヘクタールは、その延長上の県市連携事業、と読めます。南船木の別候補は、今回の3か所リストには入っていません。入っているのは西浜です。混同しない。
1〜3年で言うと、R8〜R9は調査・用地・設計が主で、造成の本丸はR9以降の帯です。次に観測できるのは、基本設計の進捗、用地処理の公表、環境調査の結果、区画の塗り直しです。252.7億円は県PDFの表に無いので、二次数字として扱い、確定の事業費は県が表に出したときとします。企業名の誘致発表も、このPDFにはありません。あるのは区割が大規模投資にも分割分譲にも対応可能、という一文です。誰が入るかは未記載です。
産業立地課は県庁東館2階、077-528-3792。市側の窓口名は、このPDFの高島スライドには課名がありません。県と市の連携、と事業名にあるので、高島市の産業担当課が相手方、という読みです。電話を県に一本化するなら3792です。マキノ駅前から現場を見に行く人は、いまは基本計画の図面の段階で、工事用のゲートがある、とは書いていません。図の塗りは令和7年度基本計画です。
まあ、15ヘクタールは大津の4分の1です。それでも湖西では、駅隣接の平坦地として県が「工期が短い」と書いた意味があります。小さいから早い、という県の対比です。分譲の令和12年度まで、数字は変わる注が付いています。変わる前提で、西浜という地名だけは、3か所リストに固定されています。
西浜の区画合計——図面上の黄色が約11ヘクタール
土地利用計画の黄色(企業用地)を足すと、西①3.06、西②2.27、東①1.01、東②3.40、東③2.29で12.03ヘクタールです。概要文の企業用地約11ヘクタールと、約1ヘクタールずれます。道路、公園、緑地、調整池、法面を開発面積15ヘクタールから除いた残りが約11、という読みと、黄色の合計が12、という読みが並びます。公式は「約」を付け、設計で変わる、と留保しています。12.03を確定の分譲面積にしません。約11ヘクタールを概要の数字として先に置き、区画のヘクタールは図面時点の内訳、と分けます。
東②の3.40ヘクタールが最大区画。西①3.06が次。東①は1.01で小さい。大規模投資または分割、と概要が言うときの「分割」は、この5区画の色分けに対応して読めます。1ヘクタール弱の東①は、分割の下限に近い大きさです。3ヘクタール超は、まとめて取る側です。道路9m、軌道際の道路、公園、調整池の凡例が図にあります。送電鉄塔の記号もあります。平坦とはいえ、鉄塔と軌道と国道が縁を切っている、というのが地図の制約です。進入路は東西の新設。161号バイパス計画を踏まえた将来進入路、という注は、いまの進入と将来の進入が二段、という意味です。いまの図だけで工事用ゲートの位置を決め打ちしません。
文化財を含む測量・地質がスケジュールに乗っています。マキノの西浜は湖岸に近く、埋蔵の有無は調査待ちです。調査で帯が延びれば、令和12年度の分譲も注の「変わりうる」側へ寄ります。R8は用地処理が赤い強調の年です。地権者協議の人数はPDFにありません。何筆か、もありません。あるのは用地処理という行です。僕は最初、県有地の造成だと思いました。書いてあるのは候補地と地先、用地処理です。民有の整理が乗る、と読む方が、行の名前に近いです。確定の所有は、県が書くまで置きません。
大津63ヘクタール、東近江42、高島15。事業費の二次整理では高島約45.65億円、全体約252.7億円、と再都市化が8月21日に書いています。県PDFの表に事業費が無いので、記事の主数字は面積と完了年度にします。45.65億円を県の確定額としては扱いません。二次が県の別資料を要約した可能性はありますが、5610610には列がありません。無い列を、あるように書きません。
JRマキノ駅は湖西線の北の方です。特急が停まる駅ではありません。貨物の大量出荷は、161号のトラックが先、と地理が言います。県が「駅に隣接」と書いたのは、人の通勤と、駅前の距離感です。新幹線の米原とは違います。湖西の産業用地は、京都・大阪へ161号と湖西道路、という既存の工業地の延長です。都市計画方針の西浜工業地と、今回の15ヘクタールが重なる、というのが高島への落とし方です。南船木は別地点です。混同しません。
産業立地課077-528-3792。県庁東館2階。市の商工担当の課名はスライドに無く、県との連携とだけあります。マキノ町西浜の現場を、いま観光の湖岸と同一視して写真を足しません。図面の黄色が一件です。造成の重機は、R9以降の帯です。2026年8月に更地が広がっている、とは書いていません。
造成完了の令和12年度は西暦2030年度です。大津・東近江の令和14年度は2032年度。再都市化が分譲2030〜32と書いた年と、県PDFの完了年度は同じ幅です。高島が2年早い、という対比は県の表から足せます。工期が短い平坦地、という特徴文が、その2年の説明になっています。急峻な大津はアセスも重い、という二次の整理は、県PDFでは大津帯に環境アセスメントの行がある、という範囲で触れます。高島帯は環境調査です。条例名の断定はしません。
僕自身は、マキノ駅のホームから北を見て黄色の図を重ねる、という想像をします。今の視界に造成の柵があるかは、PDFが写真を載せていないので分かりません。図は基本計画です。現場写真の代わりに図を使うのは、一件が計画だからです。観光の湖岸写真で埋めません。とにかく、15ヘクタール、11ヘクタール、令和12年度、マキノ町西浜。この四つが県の高島行です。
国道161号は湖西の幹線で、マキノ町西浜はその沿道の既存工業地です。都市計画方針は、西浜、今津町南新保、安曇川町三尾里・西万木などに中小工場があると書いています。今回の候補は西浜地先だけが3か所リストに入りました。南新保は今回の表にありません。安曇川の南船木も、3か所には入っていません。高島枠はマキノに寄った、というのが令和6年度選定の結果です。僕は、市域のどこでもよかった、とは読みません。駅と161号の平坦、工期が短い、と県が理由を書いています。
調整池が東西に付くのは、平坦でも雨水を抱える設計です。琵琶湖に近い低地の造成では、調整が先に図へ入ります。公園・緑地も開発基準の面積を別途確保、と注があります。15ヘクタール全部が工場床、ではありません。約11ヘクタールが企業用地。残りは道路と水と緑と法面、という分け方です。黄色の合計12.03とのずれは、約の幅と、図の変更前提で飲みます。確定は基本設計のあとの図です。
メールは [email protected] です。電話3792とセットで県ページ末にあります。
