閉店続く「鰻の成瀬」、札幌ココノススキノ店を5月1日オープン

2026年5月1日、札幌市中央区南4条西4丁目1番1号の商業施設「COCONO SUSUKINO」地下1階に、うなぎ専門店「鰻の成瀬 札幌ココノススキノ店」がオープンする。ブランド公式サイトの新店情報(https://unagi-naruse.com/news/3787)では、所在地・予約電話(070-9044-3651)が案内されている。
運営母体のフランチャイズビジネスインキュベーション株式会社(以下FBI)が手がける同ブランドは、2022年秋の横浜1号店以降に加盟店を急拡大した一方、2025年以降は退店・休止が相次いだと複数メディアが伝えている。滋賀県高島市の読者にとっての接点としては、同社がPRで展開する「本格よもぎ蒸しサロンaUN」の高島本店など、県内店舗が挙げられる。なお、鰻の成瀬関連の会社概要が記載されたプレスリリースでは、本社所在地は東京都港区とされている(例:https://www.prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000107560.html)。
札幌ココノススキノ店の概要
新店は地下鉄すすきの駅側の動線に近い商業施設内に入る。公式の案内ページでは地図埋め込みやシェア用リンクが設けられ、観光・ビジネス客の取り込みを想定した立地であることがうかがえる。
ブランドのメニュー価格帯は、過去のプレスリリースなどで「うな重<梅>1600円(鰻半身分)」などが紹介されている。提供スピードの短縮や標準化オペレーションを強みにしてきた点も、同社の説明資料で繰り返し強調されている。

急拡大から閉店増まで
産経新聞(2026年4月17日付)などは、待機児童対策の文脈とは別に、FC外食チェーンの盛衰として鰻の成瀬にも触れている。Yahoo!ニュースのエキスパート記事(山路力也氏、https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6b4a42dad3ec79cb88f887f730c39c681dd009ad)では、ピーク時に近い規模まで店舗数が伸びた後、2025年秋ごろから閉店が相次ぎ、2026年4月末時点で店舗数が255前後まで減じたとの整理が示されている。数値は報道・専門家の試算に基づくもので、公式の逐次開示とは性格が異なる点に留意が必要だ。
講談社「マネー現代」掲載の解説(永田雅乙氏)でも、低価格帯での大量出店とオペレーション標準化の両面が、好況期の集客と不調期の品質認識の落差を生みやすい構造として分析されている(https://gendai.media/articles/-/165801)。

資本・経営体制をめぐる報道
Yahoo!ニュースの同記事やマネー現代の記事では、AIフュージョンキャピタルグループによる株式取得・経営への関与が示唆されている。取得比率や金額は報道・解説ごとに表現が分かれるため、ここでは「再編・支援の方向で資本サイドが関与する動きが報じられた」とにとどめるのが安全である。最終的な株主構成や連結関係は、有価証券報告書・決算短信などの開示資料での確認が確実だ。
滋賀・高島との関連
FBIは自社サイト(https://fbi-consulting.jp/)で、鰻の成瀬のほか複数ブランドのFC支援・自社運営を掲げている。滋賀県高島市との地理的な接点としては、PR TIMES上で「本格よもぎ蒸しサロンaUN」滋賀県高島本店のメニュー更新などが発信されており、県内における生活関連サービスの展開が確認できる。
高島市周辺の読者にとっては、全国規模で話題になる外食FCの戦略が、のちに地域商圏や物価・雇用の議論に波及する例として追う価値がある。札幌新店が「閉店の流れのなかでの新規出店」としてどう位置づけられるかは、今後の本部施策と加盟店支援の実効性に左右されよう。

