県の腸管出血性大腸菌警報は23日まで——高島も17日に防止を更新した

社会

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2026年8月14日付・本年度1回目の多発警報。期間は8月23日まで、県下全域 [自治体の公式公開情報] 出典:滋賀県健康医療福祉部健康危機管理課(資料提供) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

滋賀県は2026年8月14日、本年度1回目の腸管出血性大腸菌感染症多発警報を県下全域に出した。期間は同日から8月23日(日)まで。発令日の翌週日曜で自動解除、と要領にある。資料提供は健康医療福祉部健康危機管理課感染対策係。連絡先は077-528-3632。PDFは 5628812。一覧ページは 332440

高島市健康推進課は8月17日、市ページ15718「腸管出血性大腸菌感染症の防止について」を更新した。県の警報本文を市向けに置き、相談は最寄りの保健所、高島保健所は0740-22-2526、と書く。課の電話は0740-25-8078、ファックス0740-25-5678。住所は新旭町北畑565。市は高島市内の患者数を、このページでは出していない。

僕は最初、8月1日の食品衛生月間(7484系の既出)の再掲かと思いました。出典を並べると、月間は毎年8月の一般注意、今回は8月14日の県警報と、17日の市更新です。期間付きの発令があるかどうかが違う。警報は23日に切れる。月間は8月いっぱいの標語である。

第32週に患者5——基準②に当たった

県の資料は、届出の経過を1行の表にしている。2026年第32週(8月10日〜8月16日)、患者5、無症状病原体保有者0、計5。カッコ内の対象外は0。発生状況と疫学調査から、発令基準「②」に該当した、とある。②は「県下全域において1週間に3名以上患者等が発生した」。同居家族は1名として数える、という注もある。今回の5は、その対象に入っている。

大津市保健所のページ(26293、8月14日更新)も同じ5人を載せる。ただし週の見出しを「令和8年第33週(8月10日〜8月16日)」と書く。日付の幅は県と同じである。週番号だけが32と33で割れている。中身の人数と期間は一致する。本稿は日付幅と人数を先に置く。

京都新聞は8月14日、下痢や腹痛を起こす腸管出血性大腸菌感染症が増えているとして県が2026年度初の多発警報を出した、男女5人が感染、対象は県全域、と報じた。県PDFの5人と重なる。菌株名や居住市は、県の警報1枚目には無い。

資料の過去表では、2024年度第1回は8月21日〜9月1日、2025年度第1回は7月18日〜7月27日、2026年度第1回は8月14日〜8月23日。今年は昨年より遅い初回である。2ページ目の月次表(2026年8月13日17時現在)は、2026年1月から8月まで2、2、2、1、2、5、6、7。年計27。8月の7は、警報資料の作成時点である。発令後の16日速報の件数は、この表にはまだ乗っていない。

知りませんでしたが、警報は「発令の日から翌週の日曜まで」で自動解除である。延長の手続きは、この1枚には書いていない。23日を過ぎて週の人数が再び3以上なら、別回の発令になる、というのが要領の読みである。

高島のページは防止4点——市内件数は書いていない

市15718は、気温が高い夏季は感染しやすい、と書き起こす。腸管出血性大腸菌は大腸の感染症の一種で、ベロ毒素を出し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こす、と定義する。県の発令基準(1)3週連続で県下2名以上、(2)1週間に3人以上、(3)重症例など緊急の注意喚起、をそのまま載せる。同居家族の複数は1名計上、も同じである。

防止は4点である。食事は石けんで手洗い、加熱する食肉は中心75度1分以上、生食は避ける(子どもと高齢者は重症化しやすい)、焼き肉は生肉の箸と食べる箸を分ける。二次感染は、便に触れたら石けんと流水で洗い消毒、おむつ交換の手洗い、幼児・児童の食前手洗い、簡易プールの衛生。症状は腹痛や下痢(軟便もある)、進行すると血便、HUSで腎障害。相談は保健所。高島保健所0740-22-2526。

市は「高島市内で何人」を書いていない。県の5人も、市ページには転記していない。高島市民向けの手順と窓口だけである。僕は、市内ゼロとも市内ありとも読めない、と思った。人数の公式は県の資料提供である。市は窓口を開いただけである。

課の通常時間は市役所に準じ、午前8時45分から午後5時15分、土日祝と年末年始は休み、というのが窓口の型である。警報期間の土日(15・16・22・23日)に症状が出た場合、救急と保健所の休日対応は、15718には書いていない。早めの医療機関、が市の文言である。

健康推進課は市の予防ページを書く課である。高島保健所は県の出先で、感染症の届出と相談の窓口である。電話が8078と2526で割れるのは、その層の違いである。警報の中身は県、市民向けの手洗い文は市、届出の相談は保健所、と三つの番号が並ぶ。県庁の感染対策係は077-528-3632。市内から県庁へかける場合の内線3632が、資料のヘッダにある。

HUSは、市と県が同じ文言で「腎障害」と書く。発症率や入院の目安は、15718にも県PDFにも無い。血便や強い腹痛があれば医療機関、が公式の線である。菌株名(O157、O26など)は、市ページに無い。16日の速報だけがO157と店を結び付けている。警報1枚目は菌名を書いていない。

とにかく、高島の読者が15718だけを開くと、期限(23日)と県下5人は見えない。県PDFを開くと見える。市は窓口、県は発令、という役割である。

同じ週の食中毒速報は、近江八幡の店——高島ではない

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防止の要点と県内月次。2026年8月は7(8月13日17時現在)。相談は最寄りの保健所 [自治体の公式公開情報] 出典:滋賀県健康医療福祉部健康危機管理課(資料提供2ページ) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

県は8月16日14時、食中毒事件速報(令和8年度第2号、352097)を出した。近江八幡市長命寺町182-22の飲食店「369TerraceCafē近江八幡」を原因とするO157である。8月2日に利用した3グループ11人のうち7人が、8月5日22時頃から腹痛、下痢、嘔吐。入院1人。33〜61歳、男性2・女性5。所在地は近江八幡2、湖南1、愛知県3、郡山1。高島市は無い。東近江保健所が8月16日から18日まで3日間の営業停止とした。原因食品は調査中。献立はオムライス、オムカレー、チキンソテー、リゾット、ハンバーグ、サラダ、スープ。備考に、多発警報発令中(8月14日〜23日)とある。

警報の5人と、店の7人は、数字が違う。警報は8月10〜16日の週の届出5(基準②)。店は8月2日の食事で5〜8日に発症した7人で、届出は12日と14日に分かれる。両方を県が同じ週に出している。高島の15718は店名を書いていない。湖東の店の話を、湖西の市ページに載せない、という切り方である。

県内の食中毒は、速報の表で令和8年度2件・患者11人。昨年度同期は2件・46人。昨年度通年は6件。件数は同じで、患者数は去年より少ない。O157の店はその2件目である。検査は糞便4、ふきとり8、使用水1の計13検体、と速報にある。現在の病状は「全員快復に向かっている」。営業停止は16〜18日の3日間で、本稿の時点では停止期間は終わっている。警報の23日とは、期限が違う。

東近江保健所が店を止め、高島保健所は市内の相談を受ける。保健所が市をまたぐ。湖西の問い合わせ先を、湖東の処分先にかけない方がいい。15718が先に高島保健所の番号を置くのは、その切り分けである。草津市ページも発令期間を8月14日から23日までと書く。期限は県下で揃っている。解除は自動で、再発令は別紙になる。

まあ、店名は県の速報が公開している。高島の記事の主題は、県下全域の警報と市の窓口である。店のメニューを高島の注意の証拠にはしない。

表層は夏の注意、本質は「23日までの期限」

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2025年8月27日付・昨年度第2回発令。今年の1回目より早い2回目。比較用の昨年資料 [自治体の公式公開情報] 出典:滋賀県(2025年8月27日・昨年度第2回警報の資料提供) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

表層は、手洗いと75度1分、という毎年の夏の注意である。市の食品衛生月間と同じ文型である。

本質は、8月23日までの発令である。1週間に3人以上、という②に当たった初回。自動解除の日曜が、今週の終わりである。高島は17日にページを動かしただけで、市内件数は出していない。相談は保健所0740-22-2526と健康推進課0740-25-8078。近江八幡の店は、同じ週の別速報である。

1〜3年で見ると、昨年の第1回は7月18〜27日、第2回は8月27日〜9月7日(昨年度資料)。一昨年の第1回は8月21日〜9月1日。今年の初回は8月14〜23日で、昨年より遅く、一昨年より早い。月次では2019年8月23、9月24が突出し、2021年7月27が山である。2026年8月13日時点の8月は7。去年8月27日時点の8月は6。年の合計は、2026年8月13日で27、2025年通年45、2024年34、2023年38、2022年46。2016年6月28と2019年夏が、表の中では目立つ。夏にピークが来る型は、表が繰り返している。8月の欄だけ拾うと、2015年9、2016年2、2017年11、2018年6、2019年23、2020年5、2021年11、2022年13、2023年5、2024年5、2025年6(8月27日時点)、2026年7(8月13日時点)である。2019年8月が突出している。今年の7は、13日時点ですでに去年8月下旬の6を超えている。ただし週5人で②に当たる年と、月23人まで積もる年は、警報の回数も違う。昨年は7月と8月の2回である。今年は8月14日が1回目である。

県の発令要領は平成20年8月18日施行、と過去の週報が引用する。発令から翌週日曜、という期限の型は、そこから続いている。16年同じ型である。高島の15718が基準文を転記しているのも、その要領の写しである。

僕は、8月13日17時の7と、8月10〜16日の週5が、集計の切り方が違う、と思っている。前者は月の累計、後者は週の届出である。月7の中に、警報対象の5と、それ以前の8月分が混ざる。表の注は「報告年月日により集計」である。速報の7人(店)は13日17時の表には、まだ全部は入っていない可能性がある。数字を足して一つの流行にしない方がいい。

横断すると、大津・草津・東近江など複数市が県の警報を転載している。高島は転載というより、防止の手順ページを17日に更新した。県の5人を市ページに載せていない。湖西の窓口は高島保健所である。県庁の感染対策係は077-528-3632。番号が市と県で違う。

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2025年8月27日17時時点の月次。2025年8月は6。今年8月13日時点の7と比較する表 [自治体の公式公開情報] 出典:滋賀県(2025年8月27日資料の月次表) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

僕は、23日を過ぎたあと市ページが残るか、が次の分岐だと思っている。警報は自動解除、防止の手順は通年である。15718の更新日が17日のままなら、期限切れの警報を読者が引きずる。県の332440が「本年度1回目」と残すかどうかは、県の更新待ちである。

決まったのは、県が8月14日から23日まで県下全域に本年度1回目の多発警報を出したこと、8月10〜16日の週に患者5で基準②、高島市が17日に15718を更新したこと、高島保健所0740-22-2526、加熱は中心75度1分、市内件数は市が出していないこと、同じ週のO157食中毒速報は近江八幡の店で高島市の発症者は速報に無いこと、までである。症状があれば医療機関、が公式の次の一手である。草津市と東近江市も、同じ発令期間を市民向けに転載している。県下の市が同じ期限を並べているのが、今回の初回の見え方である。高島だけが件数を省いている、というより、件数の公式発表を県に置いている。