助け合い講座は9月24日から4回——先着20人、締切16日

高島市高齢者支援課は2026年8月1日、「暮らしを支える助け合い講座」の受講者を募ると案内した。対象は地域の助け合いやボランティアに興味がある人。定員は先着20人。参加費は無料。申込締切は9月16日(水)。ページIDは9164。チラシPDFは `tirasi-1-2.pdf`。Web申込のエイリアスは `kurashisasaeru`。
講座は4回。1回目は9月24日(木)14時〜16時、市役所本館1階会議室2。中身は「高島市の現状」と認知症サポーター養成講座。2回目は10月8日(木)同じ時間、新館3階会議室9で、地域のボランティア活動と訪問型サービスの紹介。3回目は10月中、地域のサロンなどで活動体験。日時は個別調整。4回目は11月11日(水)14時〜16時、新館3階会議室6で振り返りと心得、修了証の授与。チラシは「できるだけ、全講座の参加をお願いします」と書く。市ページは「原則、全講座の受講をお願いします」と、もう一段強い。
僕は最初、年に何度もある啓発の再掲かと思った。出典を並べると、締切と4回の日程が今年の秋に固定されている。同じ高齢者支援課の電話0740-25-8150は、認知症サポーターの単独講座や、10月3日の高血圧ゼロ公開講座の申込先の二本目にも出る。窓口は同じでも、メニューは別件だ。
4回の中身——本館、新館、地域、また新館

申込は三つ。電話0740-25-8150。FAX0740-25-8054で、チラシ裏面の申込書を使う。宛先は「高島市 健康福祉部 高齢者支援課 落川宛」。Webは https://ttzk.graffer.jp/city-takashima/smart-apply/apply-procedure-alias/kurashisasaeru 。チラシの二次元コードも同じ系統。申込書の欄は、ふりがな、名前、年齢、住所、日中につながる電話、いまのボランティア活動の有無。高血圧講座の申込書にある「医師への質問事項」欄は、こちらには無い。
窓口の住所は〒520-1592 滋賀県高島市新旭町北畑565。会場も同じ敷地の本館と新館だ。3回目だけ「地域」と書いてあり、サロン等の現場へ出る。日時は個別調整、とチラシも日程表も繰り返す。20人を一度に同じサロンへ入れる、とは書いていない。体験先の割り振りは、申し込み後の案内が正になる。
チラシ裏面は、終了後のメリットを三つ並べる。地域のボランティア活動を知る。生活支援サービスの担い手として活動できる。新しい出会いと交流。活動イメージの絵は、輪になって座る人たちと、ごみ袋を持つ人たち。ごみ出しの見守りまで、公式が絵で示している。修了証は4回目に授与する、と表の4コマ目にある。修了後にどの事業へ登録するかは、チラシ本文には無い。
市の通常開庁は午前8時45分から午後5時15分、土日祝と年末年始は休み、という型だ。講座そのものは木曜午後と水曜午後。3回目のサロンは曜日が未定。電話申込は平日に済ませる必要がある。Grafferのフォームは時間外でも出せる。FAXは機械が受け取るが、到達確認は開庁日になる。先着20人を取りに行くなら、Webが一番早い。
9月16日の締切から、1回目の9月24日まで、平日は6日しかない。落川宛てに届いた申込を、課が20人で止める作業が入る。締切日に出したFAXが、枠の内側に入るかは、到達時刻の扱いが公式に無い。先着と書いてある以上、16日より前に枠が埋まる可能性はある。
本館と新館は、渡り廊下の向こう

行政管理課の本庁舎概要(ページID1644)によると、新館の増築と本館の改修は平成31年3月に完了し、令和元年5月7日にグランドオープンした。新館は鉄骨造の地上3階、延床4,296.86平方メートル。本館は鉄筋コンクリート造の地上4階・地下2階、延床5,390.14平方メートル。1回目の「本館1階会議室2」は、改修後の本館側。2回目と4回目の「新館3階会議室9」「会議室6」は、増築側の最上階だ。同じ新旭町北畑565でも、入口と階が違う。
空撮(2019年4月撮影)では、新館は白い屋上の矩形、本館は三角屋根の既存棟に見える。駐車場は敷地の南側に広い。湖西線の高架が北側を横切る。講座の案内に駐車場の台数は無い。企画広報課のアクセスマップ(ページID685)は、JR新旭駅から市役所まで徒歩2分、京都駅から約50分、大阪駅から約80分、米原駅から約65分、と書く。本館1階と新館3階を、4回のうち3回で往復する設計だ。3回目だけ市役所を出る。駅から2分なら、木曜午後の通学・通勤の合間でも、湖西線で降りて会議室に入れる。
知りませんでしたが、監査委員告示の過去分でも、本館1階会議室2と新館3階会議室9は、それぞれ別の課の定期監査会場として名前が出ていた。市民向け講座が同じ部屋番号を使うのは、庁舎の会議室が共用だからだ。当日、別用の会議が入っていないかは、高齢者支援課の案内が正になる。
1回目は、すでに1万3954人が受けた講座の短縮版

地域包括の認知症ページ(ページID1100、2026年4月20日更新)は、高島市の認知症サポーターを令和8年3月末で1万3,954人としている。対象は市内在住の人や団体。時間は1時間から1時間半。内容は基本知識と接し方。講師は講習を受けたキャラバンメイト。費用は無料。日時と場所は希望に合わせて調整する。令和7年度は、小中学校や区・自治会、事業所など361人が受講した、とチラシの吹き出しにある。
助け合い講座の1回目は14時〜16時の2時間枠に、「高島市の現状」と認知症サポーター養成を両方載せる。単独のサポーター講座より、市の現状説明が前に来る。2時間のうち何分がキャラバンメイトの枠かは、9164にもチラシにも無い。単独講座の電子申請は、出張講座の内容で「認知症について」を選ぶ、と1100のチラシにある。助け合い講座のWebは `kurashisasaeru` で、認知症ページのフォームとは別だ。
サポーターに「何かしなければいけない決まりは無い」と1100は書く。応援者であり、特別なことをする人ではない、ともある。一方で助け合い講座の裏面は、「生活支援サービスの担い手として活動できる」と、もう一段先を書く。1回目でサポーターの話を聞き、2回目で訪問型サービスを知り、3回目でサロンに入り、4回目で修了証、という階段だ。単独のオレンジリング講座より、担い手側へ寄せている。
1100は推計として、65歳以上のおよそ5人に1人が認知症になる、と置く。サポーターの仕事は、近所や友人づきあいの中で困りごとを聞くこと、「誰が認知症になってもお互い様」と言い合える空気をつくること、と列挙される。カフェや見守りまで進む人もいる、ともある。助け合いの1回目は、その入門を2時間枠の後半に圧縮する形だ。
2回目の「訪問型サービス」は、市の例規に実体がある。高島市訪問型サービスB事業補助金交付要綱(平成29年告示第93号、令和8年4月1日施行の改正あり)は、住民主体の団体が居宅で生活援助をする事業だ。中身は掃除(ごみ出しを含む)、洗濯、ベッドメイク、普段着の整理、一般的な調理または配下膳、日用品の買物。週1回、1回1時間が上限。補助金は1回1,500円、利用者負担は200円。身体介護や専門的な配慮が要る場合、危険が伴う場合、営利、家族への援助は対象外。従事者の資格は、介護職員初任者研修のほか、「市が実施する介護予防・生活支援サービス従事者およびボランティア養成講座、または市長が認める研修」の修了、と第16条にある。
チラシの講座名は「暮らしを支える助け合い講座」で、要綱の文言と一字一句は同じではない。4回目の修了証が、第16条の修了に当たるかは、9164に書いていない。裏面が「担い手として活動できる」と書くのは、その接続を住民側に予告している、という読みになる。確定しているのは、2回目に訪問型サービスの紹介があることと、要綱側に住民主体の生活援助があること、までだ。要綱第15条は、実施団体に代表者1人、コーディネーター1人、従事者1人以上を置くとし、兼務も認める。20人の修了者が全員すぐ従事者になる、とは要綱もチラシも書いていない。団体側の配置と、個人の受講は別の段だ。
同じ課の電話0740-25-8150、FAX0740-25-8054は、認知症ページでは担当「多胡」、助け合いチラシではFAX宛が「落川」と、担当名が分かれる。問い合わせのときに、助け合い講座か、出張の認知症講座かを先に言う必要がある。メールは認知症チラシが `[email protected]`。助け合いの市ページ本文にメール欄は無い。WebはGrafferだ。
安曇川のここサポ、今津の郷土料理とは別枠
9月6日(日)午前、安曇川公民館2階視聴覚室で、厚労省の心のサポーター(ここサポ)養成研修がある。講師は秋岡悠氏。10時〜12時、9時30分受付。無料。締切は8月28日。障がい福祉課(0740-25-8516、担当は田中)の案件だ。メンタルヘルスの傾聴が主題で、高齢者の生活支援とは別系統。会場も安曇川で、新旭の本庁舎ではない。
9月15日には今津で郷土料理の指導者養成がある。10月3日には安曇川公民館で高血圧ゼロの市民公開講座がある。どちらも健康福祉部の秋カレンダーに並ぶが、助け合い講座の4回には入っていない。先着20人の木曜午後と、150人の土曜午後は、人数も曜日も違う。取り違えて同じ申込書を送らない方がいい。エイリアスは助け合いが `kurashisasaeru`、高血圧が `htn`。
表層の無料4回、本質の「20人をサロンへ通す手続き」

表層は、秋の無料ボランティア講座だ。本質は、先着20人を、認知症の基礎と訪問型サービスの話を経由して、10月のサロン現場へ通す手続きだと思う。1万3,954人のサポーター数はストックだ。この4回は、そのストックから生活支援の担い手を何人か取り出すフローに見える。修了証は、その区切りの紙だ。
僕が気になるのは、3回目の「日時は個別で調整します」だ。20人全員が同じサロンに行くのか、班に割るのか、チラシは沈黙している。サロン側の受け入れ人数が先に決まっているなら、20人は市役所側の上限であって、現場側の上限ではない。個別調整と書いてある以上、申込時点では体験日を選べない。
とにかく、締切は9月16日、1回目は9月24日の木曜14時、本館1階会議室2。先着20。無料。全4回が原則。電話0740-25-8150、FAX0740-25-8054、Webは `kurashisasaeru`。決まったのは、この数字と部屋番号までである。

自分ごととしては、三通りある。
4回とも通う人は、9月16日までにGrafferか電話かFAXで申し込む。先着20。1回目は本館、2回目と4回目は新館3階。3回目はサロン側の日程待ち。修了証は11月11日。
認知症の話だけ欲しい人は、1100の出張講座でも足りる。時間は1時間から1時間半、場所は希望調整。361人の令和7年度枠は、学校や自治会向けだ。助け合いの20人枠に並ぶ必要は、公式には無い。
サロンの現場だけ見たい人は、3回目だけ、とはチラシが書いていない。原則は全講座。1回目と2回目を飛ばして体験だけ、は想定されていない。
まあ、チラシの大きい文字は「暮らしを支える助け合い講座」だ。中の表を開くと、先に認知症、次に訪問、次に現場、最後に修了証、と階段が短い。僕自身は、20人という狭さが、150人の公開講座より残ると思っている。狭い分、3回目のサロンが個別になる。市が先着と個別調整を同じ紙に載せたのは、教室の定員と現場の定員を分けている、という読みになる。
参照したのは、市公式9164、チラシ表裏、日程表画像、認知症ページ1100、本庁舎概要1644、アクセスマップ685、訪問型サービスB要綱である。
