コロナは3月末、インフルは年内——高齢者定期接種が10月1日から

社会

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令和8年度・高齢者コロナ予防接種説明書1ページ目。希望者接種で義務ではない、と冒頭に下線 [自治体の公式公開情報] 出典:高島市健康推進課(令和8年度高齢者新型コロナウイルス感染症予防接種説明書) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

高島市健康推進課は2026年8月12日、高齢者の新型コロナウイルス感染症予防接種と、高齢者インフルエンザ予防接種の実施を同じ日に更新した。開始はどちらも10月1日(木)。終わる日が違う。コロナは翌年3月31日(水)まで、インフルは同年12月31日(木)まで。自己負担も違う。コロナ4,600円、インフル1,600円。対象の型は同じで、接種日当日に65歳以上、または60歳以上65歳未満で心臓・腎臓・呼吸器の機能かHIVによる免疫機能に障害があり身体障害者手帳1級の人。ページは コロナ15685インフル9531

説明書の1行目は、どちらも同じだ。「この予防接種は希望される方が接種するもので、全ての方に接種の義務はありません」。下線まで同じ位置にある。定期接種のB類で、市が窓口を開くが、来るかどうかは本人と主治医の話になる。

僕は最初、8月18日に書いた高血圧ゼロの公開講座(10月3日・安曇川公民館)の付録かと思いました。出典を並べると、あちらは講演と川柳、こちらは10月1日から始まる定期接種そのものです。同じ健康推進課、同じ8月中旬の更新でも、チラシの演題と、説明書の期間表は別物です。講座の日に会場で打てる、とはどちらのページにも書いていません。

終わる日が、3か月ずれている

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令和8年度・高齢者インフル説明書1ページ目。流行前の接種と、12月中旬までの目安が下線 [自治体の公式公開情報] 出典:高島市健康推進課(令和8年度高齢者インフルエンザ予防接種説明書) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

市ページの期間を表にすると、こうなります。

項目コロナインフル
開始2026年10月1日(木)2026年10月1日(木)
終了2027年3月31日(水)2026年12月31日(木)
自己負担4,600円1,600円
説明書r8koronawakuchinnsetsumei.pdfr8innhuruwakuchinnsetsumei-2.pdf
更新2026年8月12日2026年8月12日

インフルの説明書は、流行の目安を12月から3月と書き、抵抗力がつくまで約2週間、効果の持続は約5か月、と置いています。希望する人は「インフルエンザが流行する12月中旬までに接種を受けましょう」と下線があります。市ページ本文も、例年12月から3月に流行し、38度以上の発熱と関節・筋肉痛、高齢者は肺炎を伴い重症化することがある、と9531にあります。だから終了を12月31日に切っている、と読めます。年内に打て、という市の設計です。

コロナの説明書は、免疫がつくまで約1〜2週間、かかった場合の入院や死亡などの重症化を防ぐ効果が認められている、と書きます。市ページの実施期間は翌年3月31日までです。厚労省の新型コロナワクチンページ(vaccine_00184)は、毎年度秋冬に自治体が定期接種を実施する、と枠を置いています。令和8年度の詳細は「決まり次第」と残っている箇所もあります。現場の期間と金額は、自治体ページが正本です。高島は8月12日に、10月1日〜3月31日、4,600円、と数字を出しています。

自己負担は薬価改定等で変わる場合がある、と両ページが同じ注記を付けています。予診票と説明書は市内医療機関に置く。接種時は健康手帳を持参する、とも共通です。問い合わせは健康推進課、〒520-1592 滋賀県高島市新旭町北畑565、電話0740-25-8078、ファックス0740-25-5678。窓口は本庁の新旭です。打つ場所は、後述の一覧どおり町ごとに割れます。

まあ、開始が同じなのに終了が違う、というのがいちばん見落とされやすいところです。10月にまとめて予約する人と、年明けにコロナだけ残す人が、公式上は両方あり得ます。インフルの説明書は12月中旬まで、と先に急かしています。コロナの説明書に、その中旬の下線はありません。

一覧は○×△——打てる院が、町ごとに違う

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令和8年度・市内医療機関一覧。高齢者インフルと高齢者コロナの列が右寄り。注記は「予防接種は全て、各医療機関への予約が必要です」 [自治体の公式公開情報] 出典:高島市健康推進課(令和8年度接種実施医療機関一覧) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

接種場所は、両ページとも同じPDF、R8iryoukikannlist2.pdf です。表の凡例は○実施する、×実施しない、△要問合せ。最下行に「※予防接種は全て、各医療機関への予約が必要です。」とあります。市にまとめて予約する窓口ではありません。病院ごとに電話する必要があります。

右寄りの列を、町ごとに拾うと、次のように割れます。読みは2026年8月19日時点の当該PDFです。変更があればPDFの差し替えが正になります。

マキノは、マキノ駅前診療所(28-8088)とマキノ病院(27-0099)が、高齢者インフルも高齢者コロナも○です。

今津は、角川クリニック、藤井医院、今津病院、ながおか医院、あいらんクリニック、前川クリニック、ピュアクリニック、近江今津駅前メンタルクリニックが両○です。おかだ小児科医院は両△。たるもと整形外科はインフル△、コロナ×です。

新旭は、本多医院、まつだ内科・歯科クリニック、うえの内科・消化器内視鏡クリニックが両○。薬園本多医院はインフル△、コロナ○。澤村クリニックはインフル×、コロナ○。片岡クリニックは両△。湖西クリニックとまつもと整形外科はインフル○、コロナ×です。

安曇川は、土田医院、東医院、氷室内科医院、さききクリニック(旧 多胡クリニック)、小泉クリニックが両○。澤村医院はインフル×、コロナ○。林田医院はインフル△、コロナ×。みやもとこども診療所はインフル△、コロナ×。みやもと整形外科クリニックはインフル×、コロナ×です。整形外科の列が、両ワクチンとも空いている院があります。

高島は、高島市民病院(健診36-8082、予防接種36-2299)とやまにしクリニックが両○。朽木は朽木診療所(38-2071)が両○です。市民病院だけ、電話が健診と予防接種で分かれています。一覧の注記どおり、予約先は院です。

僕は表を縦に見て、同じ「澤村」でも新旭のクリニックと安曇川の医院で、インフル列が×で揃っているのに気づきました。コロナはどちらも○です。湖西とまつもと整形は逆で、インフルは○、コロナは×。かかりつけが×の列なら、隣町の○へ予約を取りに行く話になります。市は一覧を1枚にまとめただけで、振替予約はしていません。

知りませんでしたが、△は「要問合せ」で、○でも予約必須です。○を見て飛び込むと、その日の枠が無い、というのが公式の前提です。電話番号は局番なしの市内番号で、高島市外からなら0740を付けます。市民病院の予防接種36-2299だけ、健診36-8082と並んで2本あります。どちらにかけるかは、用件で分かれます。

生活保護は、様式第2号が先に要る

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様式第2号。インフル・肺炎球菌・コロナ・帯状疱疹を同じ紙で申請する。生活保護世帯に属する、が理由欄 [自治体の公式公開情報] 出典:高島市健康推進課(予防接種費用免除申請書・様式第2号) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

自己負担の免除は、生活保護受給者で接種を希望する場合に限ります。事前に免除申請をし、「予防接種費用免除決定通知書」を医療機関へ出す、と両ページが同じ文です。無料になるのは、その通知書が付いたときです。当日窓口で「生活保護です」と口頭で済ませる、とは書いていません。

申請書は 様式第2号。記入例も別PDFがあります。様式の題名は「インフルエンザ・肺炎球菌感染症(高齢者がかかるものに限る。)・新型コロナウイルス感染症・帯状疱疹予防接種費用免除申請書」です。理由欄は「生活保護世帯に属するため」。接種の種類はインフル、肺炎球菌、コロナ、帯状疱疹にチェック。帯状疱疹は生ワクチン(ビケン/1回)か組換え(シングリックス/2回)のどちらか1つ、と注があります。今回の2ページ(15685と9531)はコロナとインフルの実施案内で、帯状疱疹の実施要領そのものはこの2ページの外です。ただし免除の紙は、4種類を同じ様式に載せています。

記入例は yobousessyuhiyoumennjyo-kinyuurei-2.pdf です。市役所の健康推進課(新旭・北畑565)へ出す流れが、両ページの「事前に」に対応します。決定通知書を持たずに病院へ行くと、自己負担の4,600円または1,600円をいったん払うことになる、と読むのが安全です。公式は「提出してください(自己負担額が無料になります。)」と、通知書提出後の無料を書いています。

県内の市外で打ちたい場合は、希望する接種医療機関を健康推進課へ事前に申し出ます。必要書類を渡す、とあります。県外は、接種希望日の2週間前までに「予防接種申出書」を課へ提出し、後日「予防接種実施依頼書」等が届く、と taijyouhousinnyobou.pdf が付いています。2週間は、郵送の往復を見込んだ市の下限です。年末のインフル期限(12月31日)に県外で打つなら、申出の締め切りはそれより2週間以上前に切れます。コロナは3月31日までなので、年明けの県外接種はまだ枠があります。期間の差が、県外手続の余裕にも効きます。

とにかく、免除と県外は、病院の予約より前に本庁の紙が要ります。予約だけ先に取って、通知書が間に合わない、というのがいちばんもったいない順です。

打てない人、相談してから、という二段

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説明書2ページ。接種後30分の観察、mRNAワクチンの心筋炎・心膜炎の注意、健康被害救済の連絡先0740-25-8553 [自治体の公式公開情報] 出典:高島市健康推進課(令和8年度高齢者新型コロナウイルス感染症予防接種説明書2ページ) ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

説明書は、打てない人と、相談してから打つ人を分けています。打てない側は、明らかに発熱がある人(体温が37.5度を超える場合)、重篤な急性疾患、接種液の成分でアナフィラキシーを起こしたことがある人、医師が不適当と判断した人。インフル説明書は、過去にインフル予防接種でアナフィラキシーを起こした人、と病原を特定しています。コロナ説明書は、接種液の成分によるアナフィラキシー、と成分側に寄せています。アナフィラキシーの注は、じんま疹等の皮膚症状、腹痛や嘔吐、息苦しさ、血圧低下や意識レベルの低下、とコロナ側に詳しいです。

相談してから、の列は長いです。心臓・腎臓・肝臓病や血液その他の慢性病で治療中の人。けいれんを起こしたことがある人。免疫不全の診断、または近親に先天性免疫不全症がいる人。接種後2日以内に発熱やアレルギーを疑う症状が出た人。コロナ側はさらに、接種液の成分でアレルギーの恐れ、抗凝固療法や血小板減少症・凝固障害(筋肉内接種のため出血に注意)、と続きます。インフル側は、鶏卵・鶏肉など鶏由来へのアレルギーの恐れ、が5番目に入ります。今シーズンのインフルワクチンはA型株およびB型株を含む、と説明書1ページにあります。

接種後は、どちらも30分間は急な副反応があり得るので、医師(医療機関)とすぐ連絡が取れるようにしておく、とあります。副反応の多くは24時間以内。入浴は可、注射部位を強くこすらない。激しい運動と大量の飲酒は避ける。インフル説明書は、重大なものとしてショック、アナフィラキシー様症状がほとんど接種後30分以内、過敏症は直後から数日、全身症状は2〜3日で治ることが多い、局所の赤み・腫れ・痛みも2〜3日、と段階を書いています。コロナ説明書は、注射部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱が主な副反応で数日以内に回復することが多い、稀にアナフィラキシー、mRNAワクチンではごく稀に心筋炎や心膜炎を疑う事例、接種後4日程度の胸の痛みや息切れは医療機関へ、と書いています。

健康被害の救済は、両説明書の第7項です。制度の最新は厚労省(予防接種健康被害救済制度)。市への相談は健康推進課、電話0740-25-8553。実施案内の問い合わせ0740-25-8078とは、下一桁が違います。救済は8553、予約や期間の話は8078、と公式が番号を分けています。僕は最初、8078に全部まとまるのかと思いました。説明書2ページの下線が、8553です。

厚労省側の整理では、令和6年度から新型コロナは定期接種(B類)で、65歳以上と60〜64歳の一定の基礎疾患がある人が対象です。目的は個人の重症化予防。自己負担は各自治体が設定する、低所得者を除く、と Q&A にあります。高島の4,600円と、生活保護の事前免除は、その自治体設定の現場数字です。国のページが「決まり次第」でも、市は8月12日に期間と金額を出しています。期間と金額は、15685と9531に書かれています。

表層は2本の案内、本質は「予約の地理」が先に決まる

表層は、同じ8月12日に出た2本の実施案内です。対象年齢も、問い合わせ課も、免除様式も同じです。コピペで並べても、4,600円と1,600円、3月31日と12月31日、と数字だけが違って見えます。

本質は、打てる院の地図です。湖西線は今津・新旭・安曇川が近いようで、駅から診療所までが徒歩圏とは限りません。一覧でコロナ×の湖西クリニックやまつもと整形外科に通っている人が、コロナを打つには別院へ電話する必要があります。インフル×の澤村クリニック(新旭)と澤村医院(安曇川)も同じです。市は振替バスを出していません。予約必須の注記は、その移動を本人側に置いています。

1〜3年の変化で言うと、コロナが定期接種(B類)に入ったのは令和6年度からです。特設会場と全世代の無料接種が主だった時期とは、窓口の形が違います。令和8年度の高島は、既存の医療機関一覧の右端に列を足す形です。特設会場の案内は、15685にも9531にもありません。国が秋冬の枠を置き、金額と終了日は市が書く、という役割分担が、2本のページにそのまま出ています。

横断すると、同じ健康推進課の10月3日講座(安曇川公民館、定員150)は予約先がGrafferと電話とFAXで、打つ予約は各院です。講師の所属が市民病院でも、講演会場で接種できる、とは書いていません。同じ課の秋カレンダーが、講演の入口と接種の入口を分けています。僕は、数字の差より、電話帳の差の方が現場に効くと思っています。4,600円を知っていても、かかりつけが×なら、隣町の○へかける必要があります。

10月3日の講座と、10月1日の予約は、同じ課の別カレンダー

健康推進課は8月10日、10月3日(土)に安曇川公民館で高血圧ゼロの市民公開講座を案内しています。講師は市民病院循環器内科の谷口晋医師。定員150、無料、申込は9月25日まで。Post ID 8824で既に書いています。講座のチラシに、ワクチンの案内はありません。接種の2ページに、講座の案内もありません。10月1日(木)に定期接種が始まり、その直後の土曜に講演がある、という並びだけが公式上の接点です。会場で打てる、とは書いていません。

市民病院は、医療機関一覧ではインフルもコロナも○です。予防接種の電話は36-2299。講座の講師の所属と、打つ場所の一覧が、同じ病院名で重なります。所属が重なることと、講演会場で接種できることは、公式ではつながっていません。予約は各院、講座の申込はGrafferと電話とFAX、と入口が違います。

湖西線沿いでかかりつけを探すなら、今津の両○が厚く、新旭はコロナ×の整形が混ざり、安曇川はインフル×の院が混ざる、というのが一覧の地図です。朽木は診療所1か所が両○。マキノは2か所が両○。町をまたぐ予約は、本人が電話する必要があります。市は一覧を配っただけで、振替はしません。

決まったのは、開始10月1日、コロナ終了2027年3月31日、インフル終了2026年12月31日、自己負担4,600円と1,600円、対象の年齢区分、予約は各医療機関、生活保護は様式第2号の事前申請、県外は2週間前の申出書、問い合わせ8078、救済8553、までです。打てる院の○×△は、8月19日時点の一覧PDFが正本です。